仕事がなく国会中継を見ていたのだが、答弁に加藤鮎子が立っている。フト加藤紘一を想い出す。それなりに加藤鮎子も頑張っている。
こんなふうに感じている私は何だろう?
お父さんが立派だから…身近な話に落とせば…
「お父さんに世話になったから、恩返ししなければ…」
なのかもしれない。
お父さんの歩んだ道を、この人も歩んでくれるだろうという、期待と恩返しが「頑張ってる」と見えてきてしまう。
同時に河野太郎も想い出す。
河野洋平は確かに、自民党を飛び出したり、慰安婦等を誤り韓国との関係を良くした、リベラルな人であった。
しかし、マイナカードを突き通すために健康保険証さえ、人質にとる。これが河野洋平の子供?とさえ想う。ただ前へ進もうとするビッグモータースの副社長や社員のようである。
世襲は良くないと言葉では言うけど、私達には「恩義を返す」という想いは確かにある。実は自民党の中でも主流の
そんな関係はなかなか否定しづらい。
それが、安倍晋三を生んだ。
当人は無能であろうと、先代の撒いた種の育った実で闊歩する。さて、安倍晋三の先代らは立派だったろうか?
私からは「否」と見えている。
岸信介、安倍晋太郎には、辟易とさえ感じている。
先日、爆破TERRORを起こした桐島悟が死んだ。彼は岸信介のアメリカへの傾倒を止めようと誤った道を選んだ。大手企業さえも敵に見えてしまったのだ。
岸の採った道は、とにかく「力」で抑えつけること。
その結果が、実は今を迎えている。若者たちは諦めてしまったのだ。天安門前の学生たちと同じだ。岸は中国政府と同じ手法で若者のエネルギーを力ずくで抑えた。
私には、その前、学生が鉄パイプや手製爆弾を手にする前に、話を聞こうとしなかったのか。岸は、アメリカの下僕となる安保法案を通すことだけが正しいとした。それは安倍晋三の「あんな奴ら!」と市民を指刺したと同じ手法に引き継がれていた。
沖縄の問題も飛行機がまっすぐ富山へ向かえない(厚木問題)のも、岸の一方的正義の結果だ。未だにこの国のみアメリカの下僕を続けている。
それを力ずくで通す限り…この国から、人々から、エネルギーは湧いてこないだろう。
恩義を返す…、その陰に隠れて、おかしな話も引き継がれていく。少なくとも、この際、政治資金からも税金取ったらと想う。ましてや政治団体を通せば、相続税がかからないと言うのは、どう考えても理解できない。
私達は個人名を記入して投票しているのだ。
その人なのだ。
その家系ではない。
父なりの想いを継いで行きたいなら、ゼロから始めよ。
と、まだ、京都市長選のがっかり感が残っているかも…