姐っこ福祉士走るの巻 -6ページ目

姐っこ福祉士走るの巻

~福祉の現場あれこれ~

姐っこが初めて務めた職場は特別養護老人ホームっていうとこでした。


そこであった出来事。



夜勤中、一番職員の詰め所から遠い所トイレから 何度かナースコールが鳴っていたんです


でも、行ってみても誰もいない。


おかしいな~・・汗



さすがに4度目


夜勤のメンツ3人でそのトイレに向かうことに・・



!!


やはり誰もいない><



声にならない声を発し、3人で詰め所にもどりましたあせる



その日は誰も仮眠をとらず



ナニをするにも一緒に行動。



翌日



いつもショートステイで泊まりにくるおばあちゃんが亡くなったことをききました。


とても旦那さまと仲がよくて


いつも二人で泊まりにきていました。


しかし、その時は、


おばあちゃんが体調をくずして 旦那さまだけ ショートステイで泊まりにきていました




ぁぁ


会いに来てたのかな




あくまで想像の話ですが


そのトイレはショートステイで泊まる方の一番近くの居室そばのトイレで


いつもその方が行っていたトイレでした。



その後。介護者がいなくなった旦那さまはうちの施設に長期の入所となりました。



「おねがいね」


って


いわれたような気がしてなりませんでした。



旦那さまが入所した居室は 私が担当するお部屋となり


ある日、夜勤明けで、居室のみなさんとお茶をしていました。


そこで旦那さまが


「ハガキください。」 とぽつり



えーガーン


しゃべれるんだ この人!!!!!


殆ど寝たきりで


喋るどころか 反応もあるんかな~~って人だったので びっくり。


ハガキがなかったので 紙とペンともって旦那さまへ。



ペンなんて持てるのかしら。


恐る恐る持たせてみたら    持った!!


そして 文字を書いてくれました。



「元気です ●○×△(名前)」



涙がでました。


今日も奥さんが見に来てたのかな~~


大丈夫。ちゃんとお世話してますよ~~て


言いたかった。



介護の仕事って 不思議な出来事もいっぱいあるんです。


でも、お化け??って思ったことも今は怖くない。



なんて素敵なご夫婦なんだろうと


今は思っています。


そしてそんな素敵な出来事に出合えてよかったな~って 思います(*´ω`*)

福祉関係の仕事は全般的に給料が安いと言われてます。


姐っこ個人としては、上を見たらきりがないし、下を見てもきりがないので


ぶっちゃけ 妥当なのかな?


自分では「資格を取って転職」を繰り返したので


あまり安いと感じたことはありませんでした。



ですが、学生の就職にあたり「給料ヤスイ」を実感しました。


いくら田舎とはいえ


一人暮らしで生活するのに正社員で月12万しかもらえないとか・・


ボーナスもないとか・・・


いくら福祉といえどボランティア精神だけで生活ってできるんだろうか。



男の子だと結婚したら一家の大黒柱となるわけで・・・キビシィ


結果、福祉の仕事を諦めました。と優秀で熱意ある若者が転職していく。ガックリ・・




では、なんで福祉って給料ヤスイんでしょう


もっと平たく言うと 介護士ってなんで給料安いんでしょ?


求人情報を見ると看護師さんやリハビリのスタッフは介護士より5~10万多くもらうことも可能なのに?


介護福祉士だって国家資格なのにこの違いは・・?



姐っこは大きく


①介護保険制度で給付される金額が見合わないため給料が出せない


②介護の専門性が社会で認識されてない


だと思っています。


その中でも大事なのは②



もともと介護なんて 「家族」がやってたことだから 「誰でもできる」と思われてる



リハビリはリハビリの専門職しか行えないし


注射だって看護師さんやお医者さんしかできないわけだし


じゃ 介護って どこが専門的なんだ・・・・・?


重労働だと認めたとしても「誰でもできる」ことに高い給料って発生するんだろうか。




つまり「介護の資格や専門的知識がある人が関わることによってどれだけの効果があるのか」


という成果がないと 社会は 介護って専門的な仕事だ とは認めてくれないわけです。


これって営業のように数字に表わされるわけではなく


これだけ成果でたよ!と世間様にアピールするのが難しいのです。




でも、知識と技術ある人が行っている介護って、きちんとした根拠があって


家族がやる介護とは違うんだよ~~~  よ~ぅ よ~ぅ・・


(空しく響く・・


介護の専門性は自己決定と自立支援!(だと姐っこは思う!


障害があっても、高齢者でも、認知症でも


私たちがお世話することによって 


「あたりまえの生活」を継続できるんだ~  だ~ だ~・・




結局自分がそういう立場にならないと重要性って気がつかないものなのかなぁ




なんとか介護の仕事が専門的であると認めてもらう方法を見つけていきたいものです・・




そして優秀で熱意ある若者が福祉の仕事を継続できる給料をもらえれば・・・いいのになぁ・・

福祉現場に実習にいくと学生が一番悩むのがこれ。


「コミュニケーション取ってください。」


姐っこが福祉系専門学校の教員時代に


「お年寄りと何しゃべったらいいか わかんないよ~」


と よく学生が言ってたもんでした。


学生を実習に送り出す際、先輩の教員が


「困ったらは行を使え!w」


とアドバイスしていました。


つまり 


何か聞いている時、 は~ ひぃ ふ~ん へ~ ほぉ~


と感嘆詞を使って場をつなげばいいと。


まあ それも一理ある。でも学生にはそれ位しか望めないのかな~・・


そして、それって コミュニケーションだろうか。




コミュニケーションとは


授業では 人間が社会生活を送る上で自分の知覚・感情・思考を他の人に伝える意思疎通のこと


と教えていました。


そう教えてるならば 感嘆詞で意思疎通ができるのか。


うーん


私はコミュニケーションとは相互理解するための手段と考えています。


つまり


好きな食べ物はなあに? 嫌いな食べ物はなあに?


これは会話。


さらに好きな理由があって 嫌いな理由がある


これ 理解。


もっとつきつめていくと


会話で得た情報(点)をつなげていくと その人となり(円) が理解できるようになる。


これ アセスメントって言いますよね。


社会背景や生活歴が加わると人生感(球)も理解できるようになる。


と私は考えます。




わかりやすく例をだしましょう。


うちの父は好きな食べ物は白いごはん


なぜかというと 戦後油臭いご飯しか口にできず、今食べているご飯がとても美味しいのだそうだ。


嫌いな食べ物は牛乳


なぜかというと 小学校では脱脂粉乳しか出ず、非常にまずかった記憶があり


残すことができなかったため、白い飲み物=その味を思い出すのだそうだ。




なんとなく父がわかってきますね


戦争中食べるもので非常に苦労したのでしょう。ですから今でも食へのこだわりは非常に強い。


食べ物はほとんど残さないし、おいしいものへの執着もある。


ぁー 理解してきた。


こんな感じです。




福祉現場のみなさん「コミュニケーションとっててください」


って新人さんや学生に言ってませんか?



皆さんは利用者さんとコミュニケーション取れてますか?




コミュニケーションは、相手を理解するための手段です。


コミュニケーションを重ねることにより相手をアセスメントできるのです。




私の担当だった学生たちにこれを伝えたら


その日から 「コミュニケーションとってください」


の時間が一番楽しみになったそうです。


なぜならば、相手を理解するための時間をもらえるのだから。


今日は何を聞こう。


この人はどんな人なのだろう。


勿論、一方的な「質問」になると相手に失礼であることをきちんと理解していなければいけませんが


そう考えると、何しゃべったらいいかわかんないよ~


なんて感じる暇もないんじゃないかな。


皆さんはコミュニケーションって 何かと思いますか・・?