あれは数日前のこと
ダーリンが帰宅後すぐに
パソコンで何やら
調べていた
「スワンがヤバイよ
スワンが大変なことになってる
アネーゴ、スワンって知ってる?」
「え~、知ってるよー
ロック歌手のエイミー・スワンでしょう?(お騒がセレブ)
何かやらかした~?」
ダーリン絶句
「スワン(フル)は『豚インフルエンザ』だ・・・」
アネーゴ絶句
「今夜のおかずは『ワンタン』だ・・・」
ダ 「だ、だいじょうぶだよ
しっかり火を通せば
感染しないらしいから」
食卓につき
揚げワンタンを口にする二人
安心と言えど
いつもより箸が進まない
ア「ダーリン沢山食べてねー♪」
ダ「アネーゴこそ食べろよ~♪」
ア「私の分も食べてー♪(つべこべ言わず)」
ダ「いつにないこと言うなよ~♪」
ア(ちょろいな)
なんとかダーリンをおだて
ワンタン完食と思われた
その時
ダーリンの箸が
止まった
ダ「あ、赤い・・・」
ア「う?何が??」
ダーリン豹変
ダ「豚の肉が赤いのは火が通ってない証拠!
これはマズイよ~
アネーゴしっかり火を通してよー」
いつになく語気強めのダーリン
しかし
豚肉に火を通すより
妻に火を着けてしまった模様・・・
姐「オイ、コラ
こっちはよー、何時から
ワンタンの具
皮に詰めてると思ってんじゃあ~
しかもなぁ
2度揚げして
サクッと揚がっとんじゃぁ~」
ダ「で、でも、真ん中のこの
部分が、赤いよ・・・コ、ココ」
姐「どこじゃ??
あ?
その赤さは肉の赤さじゃ
肉の赤身じゃあ~!!」
ダ「ほ、ほら、
血が少し滲んでるよ・・・」
動かぬ証拠を
突きつけられサッサと寝返る姐御
ア「あー、ごめんなさーい
これは
火が通ってないからだよー
ワンタンが厚すぎたかなぁ
メンゴメンゴ
今度から気をつけまーす♪」
ダ「コ、コワイ」
ア「う?豚インフルエンザ??」
ダ「違うよ。アネーゴがそんなに素直に謝るのが
恐いよー」
ア「気のせいだよー」
グハハハハ
ばれとるがなぁ
一回負けを認め
この残ったワンタンを
しっかり食べて貰おうという寸法よ
再度火を通し
鎮火
こうして
豚インフルエンザの存在を初めて知った夜は
更けていったのであった
まだワンタンの皮あるから
あと2回は
ワンタン出来るよー
(WHOLE FOODSの特売で
3袋 6ドルで購入)
豚は悪くないもんね
悪いのは・・・
私
ブヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・♪
※ちなみに
今日のニュースを見ると
どうも豚からの感染ではないとのこと
豚はトンでもない迷惑を被った??