スペシャルなランチを食べると
再び自由時間
搭乗までまだ相当ある
もう地図がなくとも歩ける
ロビーへお散歩
途中、マッサージ屋の前を通る
何度も行ったり来たりしていたので
呼び込みの中国人のおっちゃんに
完全に顔を覚えられる
「よ！元気？暇そうだね☆
なんならマッサージしちゃってよ♪」的な笑みを浮かべ
手でモミモミのジェスチャーをするおっちゃん
もう顔馴染み？だし
人の良さそうなおっちゃんだったので
その手に残りの時間を委ねてみることにした
５分とすることなく
落ちた
恋に？
あほな
おっちゃんの手にや～
ハヘ～
おっちゃんはテクニシャンであった
なんか変？
マジックハンドの持ち主？
違うな
あー、ゴッドハンドか☆
ツボに入る入る
そうだよなぁ～
空港着いてから
どんだけ歩いてるよ、わたし？？
そりゃあ肩も背中も腰も凝り固まるわ～
気持ちイイのとは裏腹に
マッサージ屋独特の椅子に掛ける姿は無様だ
前屈みに脚を中途半端に開くアレだ
もはや恥ずかしいものなどなかった
この体勢で疲れが癒されるのであれば・・・
でもスカートだからパンツ見えちゃうよ
おっちゃんに毛布を持ってくるようにお願いする
次から次へと
違うものを取ってくるので
思わず「ドリフかよ！」と叫びたくなる
仕方ないので自分で他の席にある毛布を
取りに行き膝にかける
おっちゃんは中国語で何か言った
「な～んだ、それー♪」みたいな感じのことを・・・
マッサージを終えたおっちゃんは
マネキュアの瓶を指して
するように薦めてくる
この股を開いてる体勢だと
財布の口も開いてしまうのだろうか
声にならない声で
「おねがいひま～す」と
完全におっちゃんのペースに乗らされるのであった
おっちゃん、商売上手！
ポチっ
とお願いします
