今日はドバイ日記をお休みし書きたいことがあります。




今日は言わずとしれた終戦記念日。
アネーゴは江戸東京博物館で開催中の学生戦没者の展示に
向かいました。





そこで出会った一枚の手紙に胸打たれたのです。
それは妻に宛てた手紙を自分の小指の血で染めたものでした。
それを塗っている時の彼の気持ちを察すると涙が込み上げてきました。

もしこれが自分の愛する人からの手紙だとしたら?
さらに胸に込み上げてきました。
近くでもすすり泣きながら展示物を見学する方がいらっしゃいました。





それから、純粋にお参りしたいという気持ちで
靖国神社と戦没墓地へ。

お参り後、初めて戦争紹介施設に入場しました。最後の部屋には遺影があるのですが、そのおびただしい数と、それぞれの方の年齢の若さに言葉をなくしました。

この日にこういった場所に訪れたのは初めてでしたが、戦争について考える良い機会でした。今憲法9条が注目されていますが、それを考える上でも、まず戦没者の声を感じることは大切だと思いました。

どうか二度と日本が戦争を起こしませんように。
世界で起きている戦争が早くなくなりますように。
願わずにはいられません。