ここに何が見えますか?

 

ピンク色のお花。

緑色の葉っぱ。

お花の影。

一枚だけ内側に丸まった葉っぱ。

お花の鉢。

水。

花びら。

とがった形。

丸い形。

 

多くの人は「ピンク色のお花が咲いている」のが見えると思います。

 

人の認知とは面白いもので、こういう細かな情報を全て知覚しながら脳でその情報を処理して統合し、いらない情報を捨てて(例えば花びらの数とか葉の葉脈の本数とか)、最終的に頭で認知するあるものを見ます。

 

そうして「ピンク色のお花が咲いている」と思うわけです。

 

 

この世の中はまさに全てこれだなと思います。

 

ある人を優しい人だと思う。

ある人を冷たい人だと思う。

ある人をすごい人だと思う。

ある人を悪い人だと思う。

 

人は本当に多くの情報の中から、ある一部分の情報だけを選択して、それにフォーカスして世界の物語を創っています。

 

この世の中は優しさに溢れていると思う人。

この世の中は悲しいテロや戦争が多いと思う人。

この世の中は不条理で自分にはどうしようもできないと思う人。

この世の中は全部自分が求めるものが叶うと思う人。

 

同じ地球、同じ時代に存在していながら、私たちはそれぞれがこの世界を認知し、自分が創りだした世界の中で生きています。

 

どれもオッケー。

私はセッションさせて頂くときにいつもそう思っています。

 

こういう風に世界を捉えなきゃいけないとか、こういう風に物事を見なければいけないというのはありません。

 

セッションでお会いしてお話をさせて頂くとき、「クライアント様にはここに何が見えているのかな?」という気持ちでいます。

 

正解も不正解もありません。

そこにはただ、全て完璧の世界が存在しているだけ。

 

私は今、ここに何が見えるんだろう?

時々自分に自問します。