春休み中の混雑を避けていたので、久しぶりの水族館。
初めて行った頃は、抱っこだった息子が今は自分で歩いて水槽に向かっていく。
成長ってすごいな。
子供の背中を見て学ぶことの方が多い。
小さな花や、工事中の道路や青い空や、気持ちのいい風。
そういう日常の小さな全てを教えてくれるのは息子の背中。
仕事をしていた頃は、都会のど真ん中に住んで、綺麗な洋服を着て、2週間ごとにネイルサロンに行って…毎日ヒールを履いてコツコツ言わせてセカセカ歩いていたな。
やりがいがあって、楽しくてとっても幸せだったあの頃。
でも今は、子育てしやすい街に住んで、汚れても洗いやすい服を着て、歩きやすい靴でゆっくりゆっくり歩いてる。
そんな日常があるなんて、あの頃の私は知らなかったな。
でもあの頃知らなかった幸せがここにはある。
ベビーカーに乗る息子の背中。
抱っこしながらぎゅっとする背中。
寝ている時にトントンする背中。
ヨチヨチ歩く小さな背中。
全身で今を生きているその小さな背中。
ここに生きているということを教えてくれる背中。
その小さな背中は、ありのままで、たくましくて、大きい。
小さな背中を追いかけて毎日今を生きる日々。
この日常には小さな感動がいっぱいで、学びが溢れてる。
優雅に泳ぐお魚と息子の背中を見ながらそんなことを思った。
ありがとう。


