アメリカの透析のお値段。

今日も透析のお話を書いちゃってます。

さてさて、皆様から頂いたコメントの中に、気になる、アメリカでの透析のお値段に関する質問がございましたので、書いてみたいと思います。

うちのハビーが行ってるところでは、だいたい、１回の透析のみのお値段は、５００ドル。５万円弱ですねー。でも、ご存知の通り、透析中にお薬などを投入するので、そのお薬のお値段により、最終的にかかる透析のお値段が変ります。ですので、１回、だいたい、１０万円位いくのではないでしょうか？？？

それに、透析中に担当のドクターが見に来たりすると、それにもかかると思います。

５００ドルって聞いてたのに、意外な額になるのね～と請求書を見て思いました。

ここが、とってもアメリカ政府に感謝しているところなのですが、人工透析の患者さんは、人工透析をしないと生活ができない。ということで、人道的な意味で、アメリカ政府は、人工透析の患者さんに対して、政府が援助するのを止めることができないんですよ～。

つまり、お金がなくても、慢性腎不全で、人工透析でしか生きていきない患者さんは、アメリカ政府は見捨てないということです。

誰もが透析を受けれるシステムになっております。

日本も障害者手帳が出て、透析が無料になるとコメントに書いてございましたが、これは似ているかもしれません。

うちのハビーも障害者手帳みたいのを持っていますが、国から、１００％の支援ではないです。国からは、８０％くらいだったはず。でも、透析の患者さんに対しては、必ず何かの、民間でない、州や、地域が補助している特別な保険に入れて、大きな経済的な負担にならないようなシステムになっております。

一応、請求書が来ても、それは、ただの明細書っていう感じで、実際のお支払いは、そのコロラド州がサポートしている保険へのお支払いへの月に３００ドル（３万円弱）の保険額だったかと思います。

つまり、透析のお値段の８０％は、国から出る。そして、２０％は、州で出してる、既往症がある方用の特別な保険がカバーしてくれる。でも、その州の保険は、一応月に３万円位の保険へのお支払いがある。ということでございます。

だから、多額の請求書が来ても、そんなに怖がらないで済むし、請求書を見た時も、わー。透析ってお金がかかるのね～くらいにしか感じなくってーで済みました。

移植のリストに載せるときも、移植のお値段のお話になりましたが、移植も、個人の負担が全部で２０万円くらいで済むって言われたような記憶が。。。。。

ということで、たぶん、逆に旅行でアメリカに来て、保険なしで透析を受けると、とってもお金がかかるのではないでしょうか

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