うさぎさんの最期の記録 ⑤ 急変、そして | あねごのブログ ~横浜市・ブライダルエステ【あねごエステ】オーナー徒然日記~

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ハワイ挙式と横浜の結婚式の準備&報告、ぷーさんとのほんわか生活
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一生に一度の結婚式の準備と、結婚生活が素敵なものになりますように、、、

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あねごこと飯塚美由紀です。


抱っこしてからはずっと耳がピンとしていました。

目もずっと開いていたんです。

 

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覚悟はすっとしていたんですけどね、、。

足に力がなくなっていて、呼吸が荒くなってきていました。

 

今でも忘れられないのですが

ぷーさんが40分~50分くらい抱っこしていたら、

こわばったもなかの足やからだが少しだけ動くようになったんです。

少し体もシャンとしてきたんです。

 

どうにか持ち直してくれないかなと思ったのですが、

その時、ソファでぷーさんの隣に座っていた私の方に

鳴けないうさぎが、『あ!』と器官を鳴らしながら

最後の渾身の力でよろけながら向かってきたんです。

 

苦しくて動ける状態じゃないのに、、、。
もしかしたらすでに

意識があるかないかも定かではない状態だったと思います。
 

『あんたの方が良いんだよ。もうこのままあんたが抱っこしてあげな。』

とぷーさんがもなかを渡してきました。

 

そして私ともなかのそばには居つつですが
珍しくまったく興味のないチャンネルにしてTVをみていました。
 

後で解ったのですが、好きな番組などだと

その番組や映画を見るたびに、もなかの最期を思い出すので

できるだけ興味のないものを選択したんだそうです。

 

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ちょっと目を細めてしっかりしていましたが

一時間後くらいに足に力が無くなってきて顎も落ちてきてしまったのですが

今度は目が見開いてきて何とかしっかり私たちを見ようとしてきました。

 

この時もちょっとだけ後悔があります。

人間も動物も死んだら体の筋肉が緩んで尿漏れや便洩れ、よだれなどが出ます。

肛門の部分にティッシュを置くようにしようと思ったのですが

『それは死んでからでも良いでしょ?そこまで用意周到にしなくても、、、』

とぷーさんに言われ、確かにと思い、
もなかの顔もちょっと寂しそうに見えたんですよね。
ごめんねと謝って、抱っこしながらいつも催促される額を撫でていました。

 

このタイミングで私はこの記事を読んでいました。

 

 

どの記事か忘れましたが

・天寿を全うしたら眠るようになくなる

・ウサギは最後、強烈な恐怖を感じた時に鳴く

のようなものも見た気がします。

 

声帯の無いうさぎなので

鼻などの器官を鳴らして感情表現はしますが

鳴き声が聞こえるのは、よっぽどの事。

自分に死が迫った時だと聞きます。

 

 

呼吸は苦しそうなのですが、その中でも落ち着いてきていたので、

翌日私はお休みでしたがぷーさんはお仕事なので、

お風呂に入ってきてもらいました。

早く上がってきてねとお願いしたのに、

なんだかいつもよりもお風呂の時間が長い気がする、、。

ずっと呼び掛けて撫でてあげていました。

 

ぷーさんがお風呂に入って、私が不安になったからか

それともぷーさんも一緒に居て欲しかったのか、呼吸が荒くなりました。

大きな声でぷーさんに早くと呼んだのですが、
ちょうどお風呂から上がったばかり。

 

粗い呼吸で、いよいよ、と言う感じの時

Tシャツに着替えたぷーさんと一緒に看取れました。

 

最期、3回(だったと思います)ほど鳴いて、

鳴きながら体がこわばったのですが、そのあと力がなくなりました。

そして目に光がなくなった感じになりました。

とうとうその瞬間が来てしまったんです。

 

最初、もなかが鳴いた時、

私はいよいよなんだなと本当に辛くて

ぷーさんは

『もういいから。頑張ったから。もう頑張らなくてよいよ。』

と泣きながら頭を撫でていました。

 

目は開いたままで、死後硬直がはじまる前に

前足が片方伸びて不自然だったので、まあるく態勢を直してあげて

安らかなお顔や姿勢にしてあげたいと思ったんです。

目を閉じさせようとしたのですが、どうしてもうまくできなくて

なんとなくもなかの意思だったように感じます。

だって、最後の最後まで、多分意識がない状態だっただろうに

目は見開いていたんだもん。

 

もなかに夢中だったので詳しい時間は確認していませんが
23時15分~23時20分くらいでした。

 

 

物語などはここで終わりますが、

現実はそのあとも続きます。

 

 

ぷーさんはドライヤーをしに行って

私は呆然とずっと抱っこをしていました。

 

ぷーさんは段ボールにもなかを移動させるように言い、

私はごねていましたが、諭されて

段ボールにもなかの亡骸を移動させるようにしました。

 

そしてまさかの衝撃の2言が。

『お世話になったから、先生には報告に行った方が良いかもね。』

と。
痛み止めの注射器の針などをお返しに行かなくてはなので

それは勿論だったのですが、そのあとが衝撃過ぎました。

『明日半休を貰ってくるから午後焼きに行こう。』

と。

 

え?

明日?

 

早すぎる!

今死んじゃったのに、13時間後くらいに焼きに出るの?

 

反対したのですが

ぷーさんの意志は固いようでした。

 

勿論仕事の兼ね合いで半休が取れないかもしれないし、

翌々日は私も仕事で

翌々翌日は焼き場が空いていないのでとのことでした。

 

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