折り紙講座☆デイブスター(アルファ式) | My Favorite

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りりぃ、今までありがとう

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格好良い?手紙の折り方

若かりし頃(爆)、私の周りでは男女に関わり無く手紙が流行っていました。
内容はくだらないものから恋愛相談まで多岐に渡り、友達同士で交換していたりしました。
手紙と言ってもご丁寧に封筒に入れた便箋を渡すのではなく、
ノートの切れッ端に書きなぐった物を折りたたんで渡すという極めて単純なものでした。
それはそれで味がありましたし、ただ二つ折りにされているメモよりは温かみがあって中々面白い物でした。
こうしたインスタント手紙の折り方もセーラー服のような折り方やごくスタンダードなものまで多種多様でしたが、
そんな中、格好いい手紙の折り方があったら教えてほしいと友達から相談を受けました。
とはいっても自分は当時、他人に教えてもらった折り方しか知りませんでしたので困りましたが、
この機会に新しい自分専用の折り方を開発してみようかと思い立ちました。
当時自分のトレードマークがわりに六芒星(デイブスター)を使っていた自分は、
まずそれをモチーフにして何か出来ないかと考え始めました。
そうして一晩中考え、苦心の末に満足のいく折り方を開発し皆に教えてあげた思い出があります。
今回はその時考案した手紙の折り方を公開してしまおうと思います☆
ちなみに折り方を教えてあげたものの、複雑すぎたのか当時折れる人は1人も居ませんでした(爆)。

以下、アルファ式六芒星の折り方です。
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【01】正方形の紙を用意します。標準的な折り紙でも構いませんが、レポート用紙を正方形に切る等、少しサイズの大きい紙の方が折りやすいかと思います。
【02】中心からタテに2つ折にします。
【03】開いて再び中心から今度はヨコに2つ折にします。
【04】また開き、中心に出来た線に併せて上下に折込ます。


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【05】反対側も同じ様にします。
【06】左右の中心から右端の中心より少し上にかけてナナメに折ります。(少し上というのがポイント)
【07】逆側も同じ様にします。
【08】上側も右左同じ様に折って開きます。


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【09】その状態で今度はまたヨコの折り目に沿って折ります。
【10】袋になっている方の上下の中心と、ここまでの行程で得られた上下のおよそ1/3の位置にある折り目の端とが線になるように斜めに折ります。
【11】ひっくり返して逆も同じ様に折ると、この様な状態になります。
【12】さて、最後の折り目を付けていきます。元の正方形に広げて良く見ると左右に三角形がそれぞれ2つづつ見えると思います。その頂点同士が線で繋がるようにヨコに折ります。


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【13】反対側も同じように折ってください。開くと写真のようになります。
【14】これまで全て正確に折れていれば写真の様に必要な折り目が付いていると思います。ここからは超高難度です。これから折り目に合わせて内側に折り込んでいきます。
【15】少しずつそれぞれの折り目と折り目が密接に組み合わさるように自然に織り込まれていくはずです。これを「タトウ」と呼びます。
【16】かなり高難度なタトウですが上手く折ると写真の様な形になります。


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【17】ひっくり返すと六角形の原型が見えています。
【18】元に戻して完全な六角形にしていきます。写真の位置を折って下さい。
【19】上側も同じ様に折ります。
【20】そして折った部分を内側に折りこんでしまいます。


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【21】ここまで出来たらはみ出ている部分も内側に折りこみます。
【22】上側も勿論同じようにします。
【23】ひっくり返すと見事な六角形が完成しています。これで終わりではありません。タトウ行程ほど難しくはありませんが、完成に向けていよいよ佳境に入っていきます。
【24】中心点に頂点が合う様に写真の様に折ります。


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【25】今度は今折った線を頂点に合わせて折ります。
【26】折り目がついたら一旦開いて、すぐ左の頂点から時計回りに同じ様に折っていきます。
【27】折れたら戻さずに、徐々に時計回りに同じ様に織り込んでいきます。
【28】一番最初に折り目を付けた頂点まで回って来ました。


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【29】最初の頂点を内側に折りこみながら同じ様に折っていきます。
【30】この位置だけ他の頂点とは少し違う形になりますが、これがバネ代わりになってより立体感が増します。
【31】はみ出ている部分を内側に織り込んで“アルファ式六芒星”の完成です。

六芒星(通称ダビデの星)は天地創造の象徴として、
色々な幸福を呼ぶおまじないやアクセサリーにも用いられるデザインです。
半透明な折り紙を使ってお守り代わりに誰かに折って渡すのも素敵かもしれません。