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話の内容はノンフィクションですが、年月や地理等は多少変えてあります
前回
前々回の話
父の部屋を下見した後
私たち姉妹と父の彼女の3人で近くの警察署に捜索願を出しに行った。
が、受け取ってもらえなかった。なぜなら、
別の管轄の〇〇〇警察署にいるらしい、
からだ。
所在はわかっているので受け取らない、
という事だ。
2日後にそちらに問い合わせるように言われた。
病み女はしつこく食い下がっていたが
(彼女のRさんの事)
どう質問しても、それ以上は何も教えてもらえなかった。
Rさんと妹を送り届け、帰宅がすっかり遅くなってしまったが
父の身を案じて待っているSさんにはその日中に電話し
「捜索願は出したが、家出人扱いのままなので何をしてもらえるわけでもない。見つかり次第連絡します。」と噓をついた。
妹には「警察署に連絡なんてするのやめよう。これ以上関わらないほうがいい」と言った。
2日後になっても、ほんとに私は〇〇〇警察署への問い合わせはしなかった。知らなくていいと思ったから。
しかし、あの”病み女”RがすでにSさんに全て話してしまっていて、Sさんから「お父さんのために動いてあげて」と逆に頼まれるようなことになってしまった。
勝手に〇〇〇署に行き「身元引受人に着替えを持ってくるように」と言われたらしく、
私のところにその内容をメールしてくる。が、動かないでいると、それをSさんに電話して言う。Sさんから私と妹に電話が来る、という流れに。
この病み女がSさんを巻き込んでいる
自分が身元引受人にはなりたくないんだって!着替え持ってくの嫌なんだって!娘がするべきでしょ!って。
心配しかしない彼女ってただ厄介なだけ。
動かないで待ってて、と言ったのに。
なんで父がそこにいるのか。相変わらず不明なままだ。
なのに、遠方に住む私に、身元引受人になれだの着替えを持ってこいだの。
昨日しぶしぶ持ち帰った現金、ウン百万…
とても家にポンと置いておける額じゃない
さすがにダンナに、何があったの?と聞かれ
事情を話すと
自分が身元引受人になるよ。と言ってくれた。
頭が上がらない、、、