夫と不貞未遂相手①が出かけた場所へ、数ヶ月かけて全て行って来た。



食事をした店は4軒。
その内1軒は既に潰れて無くなっていた。
食後に立ち寄ったカフェも1軒は閉店していた。


どんな場所で何を注文し、その後どう行動をしたのか。
全て自分の目で確認した。


最初の1軒目。
店を出た後、夫の取った行動が引き金となり、私の気持ちが大爆発。
予想通りと言うか...まぁ、こうなるよね的な。
帰宅するまでずっと怒りに揺さぶられ続けた。


(去年の12月に行ったという事も有り、私のメンタルは不安定。後に夫の風俗利用も発覚し、もっとボロボロになる...これは後に書く予定)




今年になり、2軒目へ。
ここからは普通に食事が出来た。


1軒目だけがレベルが高くて美味しかった。
後の店はリピは無いな、と思った。


店の確認作業後、夫は毎回
「嫌な思いをするのに一緒に行ってくれてありがとう」
と言う。

ありがとうと言われる筋合いは無い。
私が行きたかったから行っただけ。


強いて言うなら、
不貞未遂相手と行った店に、今度は私を連れて行く。

その事実を夫の記憶に“嫌な思い”として刻ませる為。


夫は、未遂相手と行った店の場所をはっきり覚えていなかった。
駅から数分の場所なのにGoogleマップで道案内。
現地に着いても入口が分からず店の回りをウロウロして探す有様。

最初はフリだと思っていた。
しかし、本当に覚えていない様子だった。

こんな簡単な場所も忘れてしまうのか?
記憶にも残らない行動って何?

私には信じられなかった。

私の中にはあれほど強烈に刻まれた記憶。
なのに本人は、自分の行動さえ曖昧。

それがどうしても納得出来なかった。

だから決めた。
私に与えられた嫌な記憶を、夫の記憶にも刻むと。

要らぬものを与えた本人が忘れるなんて、理不尽過ぎる。



2軒目以降、自分の心境の変化がはっきりと分かった。


あれほど揺さぶられた1軒目とは違い、
普通に食事をし、ショッピングまでして帰って来た。

普段見かけないスイーツや美味しそうな物を見つけ、
欲しいと思ったものは全部買って来た。
昔は美味しかったのに今はレベルが落ちたな、とか
これはリピ有りだな、と思ったり。


未遂相手と出かけた場所だけど、それが何?

お前達がどこで何をしようと、私には関係無い。
私は行きたい場所で好きに過ごす。

ただそれだけ。


10ヶ月間、
夫と不貞未遂相手が出かけた場所は
「行きたくない、行けない」と思っていた。


でも、人の気持ちは変わる。

良くも悪くも変化する。

それを体感した。


未遂相手と利用した店を一つ一つ確認する作業。
忘れようとしている夫に思い出させ、嫌な体験・記憶として刻ませる。

その過程で、
私の中に強制的に与えられた不要な記憶を
少しだけ返せたような感覚になった。


本当は、記憶は返せないし消せない。


それでも
夫は嫌な体験をし、記憶を刻む。

その作業を数ヶ月かけて終えた。