東京近郊で暮らしている兄一家のうち、義姉と甥は義姉の実家がある鹿児島へと避難することになりました。
元々義姉は現在第二子を妊娠中なので、予定より早い里帰りとなった形です。
今回の地震では、家の物が倒れたぐらいで、義姉、甥ともに無事だったそうなのですが、原発が本格的に危なくなってきたので、身動きの取れるうちに避難するそうです。
無事に二人目の甥か姪かに会えるよう、何事も無く実家までたどり着いてほしいです。
妹としては、兄もこちらか義姉の実家に避難してほしいのですが、被災地域には兄の会社の工場があったそうで、働いていた方たちの生存確認や、工場が被災したことでの取引先との折衝、そして計画停電でままならない東京の事務所の片付けなどで、とても離れられる状態ではないそうで…。
一社会人としての責任を果たそうとしている兄は偉いと思いますが、「そんなのいいからとっとと避難しろ!」と思う身内の気持ちもあり…。
本当にこの震災は人ごとではありません。
明確な犯人のいる事件のようなことではなく、何をもってして区切りとなるのか、そもそも区切りなどあるのかわかりませんが、事態が一刻も早く、少しでも見通しの立つ方向へ向かうことを祈るばかりです。