- 【予約】 大森南朋 さもあらばあれ
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もちろん私は予約済。
私が予約した時のタイトルは仮タイトルで「役者道 大森南朋」でした。
それじゃ、ちょっとまんまでひねりがないよね。
ぱっと読むと「なるようになれ」って言う意味なのかなあ。
「自然のままに」と言う気持ちが込められているのかな。
でもそんな風に考えるのは「私らしく」ないわね。
どう言う意図でそのタイトルをつけられたのか
ぜひ知りたいところですが
勝手に私なりに考えてみることにします。
最近私的に伊勢物語シリーズなので伊勢物語の
第六十五段 在原なりける男 に
「思ふには忍ぶることぞ負けにけるあふにしかへばさもあらばあれ」
と言う歌がありました。
しかしながらこの場合の「さもあらばあれ」は
許されぬ恋愛で若さゆえの強引な男の恋心で
自分さえよければみたいなところが見えて
どうなろうともそれはそれでかまわぬ
そういう気持ちを表わしていると私は思うので
大森なりける男がこの歌のさもあらばあれをイメージしたとは思えない。
「さもあらばあれ」って入っている歌を探すと結構あるんだよね。
でもこれってピンと来るものがない。
「我はただ来ん世の闇もさもあらばあれ君だに同じ道に迷はば」鴨長明
私には来世の闇などどうでもよい。どうともなれればよい。
恋しいあなただけ私と同じ闇の道に迷ってくれたら・・・
と言う意味でいいのかしら?
愛する大森南朋さんにこんなこと言われちゃったらもう![]()
どこへでもどんな道でも一緒に迷いますわ、私。
でもたぶんこれも違うな。
ある漢詩の中で「任他」と言う言葉があり、さもあらばあれと読むそうです。
「なりゆきにまかせる」と言う意味だそうです。
何となくこれに近い感じかな?
なりゆきにまかせつつ、自分らしさ、自分らしくなさを
表現するというか。それも決して投げやりじゃなくて。
自然のままに。流れに身を任せつつも自分を失わない。
あ~、でもこれじゃ答えとしてはつまんない。
やはり私としては和歌で探さなくては(一応こだわり)。
とってもいいのがありましたわ。やったー!発見!
「よしあしのなにはの事はさもあらばあれ共に尽くさむ一杯の酒」良寛
「酒くみて語る浮き世の流れ水濁り澄めるもさもあらばあれ」良寛
私の南朋さんの「さもあらばあれ」の本のイメージは
この二首でございます。いかが思われますでしょうか?
私はこう言う歌のイメージでできているんじゃないかと
勝手に妄想しておりまするが・・・。
南朋さんにはお酒を片手に語ってほしいと言うか、
シャイな南朋さん、お酒が入ればきっと本音を語ってくれるはず・・・。
ロングインタビューがあるとのことですから
どんなことを話されているのでしょうか。
さてさて本が届くまで1ヶ月足らず、どういう本が届くのか
とても楽しみでございます。
きっと良い意味で私の期待を裏切ってくれる、
私の想像を超えたものが届くと心待ちにしています。
南朋さんの舞台へ私は行けないので・・・
「うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼みそめてき」小野小町
はかない夢でも頼みに思うことにしましょうか。
※誤字誤記のないように気をつけていますが
もし間違いがあればご指摘ください。よろしくお願いします。