さもあらばあれ | Real Faceをしのばせて

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のんびり主婦のひとりごと

【予約】 大森南朋 さもあらばあれ
¥1,300
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※モバイル非対応

もちろん私は予約済。

私が予約した時のタイトルは仮タイトルで「役者道 大森南朋」でした。

それじゃ、ちょっとまんまでひねりがないよね。


ぱっと読むと「なるようになれ」って言う意味なのかなあ。

「自然のままに」と言う気持ちが込められているのかな。

でもそんな風に考えるのは「私らしく」ないわね。

どう言う意図でそのタイトルをつけられたのか

ぜひ知りたいところですが

勝手に私なりに考えてみることにします。


最近私的に伊勢物語シリーズなので伊勢物語の

第六十五段  在原なりける男 に

「思ふには忍ぶることぞ負けにけるあふにしかへばさもあらばあれ」

と言う歌がありました。

しかしながらこの場合の「さもあらばあれ」は

許されぬ恋愛で若さゆえの強引な男の恋心で

自分さえよければみたいなところが見えて

どうなろうともそれはそれでかまわぬ

そういう気持ちを表わしていると私は思うので

大森なりける男がこの歌のさもあらばあれをイメージしたとは思えない。


「さもあらばあれ」って入っている歌を探すと結構あるんだよね。

でもこれってピンと来るものがない。


「我はただ来ん世の闇もさもあらばあれ君だに同じ道に迷はば」鴨長明

私には来世の闇などどうでもよい。どうともなれればよい。

恋しいあなただけ私と同じ闇の道に迷ってくれたら・・・

と言う意味でいいのかしら?

愛する大森南朋さんにこんなこと言われちゃったらもうドキドキ

どこへでもどんな道でも一緒に迷いますわ、私。

でもたぶんこれも違うな。


ある漢詩の中で「任他」と言う言葉があり、さもあらばあれと読むそうです。

「なりゆきにまかせる」と言う意味だそうです。

何となくこれに近い感じかな?

なりゆきにまかせつつ、自分らしさ、自分らしくなさを

表現するというか。それも決して投げやりじゃなくて。

自然のままに。流れに身を任せつつも自分を失わない。


あ~、でもこれじゃ答えとしてはつまんない。

やはり私としては和歌で探さなくては(一応こだわり)。


とってもいいのがありましたわ。やったー!発見!


「よしあしのなにはの事はさもあらばあれ共に尽くさむ一杯の酒」良寛


「酒くみて語る浮き世の流れ水濁り澄めるもさもあらばあれ」良寛


私の南朋さんの「さもあらばあれ」の本のイメージは

この二首でございます。いかが思われますでしょうか?

私はこう言う歌のイメージでできているんじゃないかと

勝手に妄想しておりまするが・・・。

南朋さんにはお酒を片手に語ってほしいと言うか、

シャイな南朋さん、お酒が入ればきっと本音を語ってくれるはず・・・。

ロングインタビューがあるとのことですから

どんなことを話されているのでしょうか。


さてさて本が届くまで1ヶ月足らず、どういう本が届くのか

とても楽しみでございます。

きっと良い意味で私の期待を裏切ってくれる、

私の想像を超えたものが届くと心待ちにしています。




南朋さんの舞台へ私は行けないので・・・

「うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものは頼みそめてき」小野小町

はかない夢でも頼みに思うことにしましょうか。


※誤字誤記のないように気をつけていますが

 もし間違いがあればご指摘ください。よろしくお願いします。