上陸の夢かなう、日本最初期のRC造建築群「軍艦島」 | ANDYのブログ(不動産日記、思い、感じる事etc.)

上陸の夢かなう、日本最初期のRC造建築群「軍艦島」

近畿日本ツーリストは4月24日から、日本最初期の鉄筋コンクリート造建築群として知られ、巨大廃墟として人気の高い長崎市の軍艦島(正式名:端島)に上陸するツアーを開始する。

巨大廃墟として興味本位で見られがちだが、実は建築的価値も高い。1916年に建設された30号棟は、日本で最も古い鉄筋コンクリート造7階建ての 高層集合住宅だ。東京・墨田区に建設された同潤会の中之郷アパートメントより10年も前につくられた。炭鉱技術者も設計に加わったと思われ、主筋には炭鉱 の巻き上げワイヤロープを使用している。4階以下の改修時には、炭鉱で岩盤を支えるパイプで5階以上を支え、4階以下のコンクリートを全部打ち直してい る。

18年に竣工した16~19号棟は、渡り廊下や人工地盤などの共用部が居室面積よりも広く、コミュニティーを尊重した独自の設計になっていた。屋 上緑化もいち早く施されている。45年に竣工した65号棟には、実現こそしなかったが、増設を見込んでエレベーターシャフトが設けられていた(ケンプラッツ)。



今は、廃墟になっていても100年近くの時を経て、周囲は海という建物にとっては維持条件があまりよくない場所でも建物は厳然として立っています。


30~40年たって建て替えだの取り壊しだのと話題になる今時のマンションの脆弱さを感じます。


使い捨ての時代から、資産保護への時代へ、この島の建物から学ぶことは多いかも知れません。


機会があれば、一度訪れてみたいと思います。