業界再編 | ANDYのブログ(不動産日記、思い、感じる事etc.)

業界再編

電機メーカーの大手であるパナソニックが三洋を買収するニュースを聞いて、大手電機メーカーに勤めていた私にとってはびっくりしてしまいました。とは言え三洋電機の創業者である井植歳男氏はパナソニックの創業者である松下幸之助氏の妻の弟で
松下電器の役員であったことを考えると、もともとはつながりのある会社なのであります。三洋電機が圧倒的な優位性をもって経営の柱としている小型二次電池と太陽電池部門を、その分野を弱点としているパナソニックが取り込むことが大きな狙いであります。日本国内の需要拡大が将来的に期待できない中で、世界の電機メーカーの中では、利益率の低い日本の電機メーカーが競争していく上でも、考えられるべき選択
であると思います。これを見るに、日本の不動産業界では新興のデベロッパーや中小の不動産会社が合併・淘汰されることはありますが、三井不動産が三菱地所に買収されたり、住友不動産の子会社になるといったことは話すら出てきません。そういった点でみると日本の不動産業界はその商圏が殆んど国内ということもあってかあまりにも世界との競争に晒されていない閉鎖的で変化のない印象を受けます。しかし、世界のグローバル化でJ-REITが次のステップにシフトしていく仲で今後日本でのREIT会社の出現の可能性なども考えると総合不動産会社も変質していくのではないかと考えます。