セミナーのこと | andy note

andy note

夫の夢を叶えるため、家族3人でアメリカへやってきました。
インディアナ州で2年(2008年夏~2010年夏)
カリフォルニア州で12年(2010年夏~現在)
マイペースに過ごしています♫
5才で渡米した娘モモは大学生なりました。

モモの学校の話。






(この記事、下書き状態のまま…忘れてました私の覚え書きとして)






8年生になってからですが、授業内で「セミナー」というものがあります。

前にも書いたかも







いくつかの教科に「セミナー」はあり、モモが最も苦手な分野なのです






「セミナー」は、簡単に言うと討論会。






例えば…

American History(アメリカ史)の場合の「セミナー」はこんな感じ。


教室に入ると、先生の席の近くに7つの椅子が円を描くようにセットされている。


A・B・C・Dグループに分かれる。
(1グループ 6、7名)


各自、相互採点できるパートナーを見つける。
(自分のグループ以外の生徒であること)


Cグループのメンバーは指定された席に座る。
先生とCグループ以外の生徒たちは傍聴。



(モモが描いたメモ書き)

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先生がCグループを指名し、スタート。


先ずはCグループメンバーの自己紹介と同時に、採点パートナーも立ち上がり自己紹介。


Cグループの生徒たちは討論会スタート。
テーマは「南北戦争」
南北戦争の原因について次々と意見を述べ合います。グループ内の意見についてのコメントや反論、質問もあり。


傍聴する生徒たちと先生は、Cグループの発言様子や内容をチェック。先生は生徒各自の理解度をチェック。


全員が発言をすることが前提。
「うんうん」「私も同感です」は発言には入らない。


自己主張の強い生徒たちが多いので、話題が変化し深く掘り下げているそうです。モモが取っている授業はゲートクラス(ハイレベルクラス)のせいもあり、早口でジェスチャーを交え笑顔でスピーチを得意とする子が多くて。

モモは日本人気質でシャイなので発言したくても緊張して上手く話せず、タイミングも合わず…だそうです。日本人はモモ1人なので、"シャイ"の意味は理解してもらえません。




アメリカでは…
発言しない = やる気がない 
と捉えられることが普通なので。






小学校時代からずっとですが、授業は日本人1人の時が多くてなんとか頑張ってきましたが、ここでまた大きな壁を越える時がやってきました。

今の学校には日本人生徒はわりと多いですが、各授業のクラスでは"日本人はモモ1人"が多いので。




















「パパも学生時代同じような経験をしているから、相談してみたら?」とモモに伝えると…








朝食後学校の準備を整えたモモ。

パパにセミナー資料をチェックしてもらい、自分の意見とスピーチ内容も伝え、アドバイスをもらっていました。

その後スピーチ練習。目線、笑顔、声のトーンもチェックしてもらえ、気持ちは少し落ち着いたかな







パパ    「モモ、こう言ってごらん!  "First question! First person !"」




モモ    「うん、 "First question!   First person!" 」




パパ    「そう!"誰よりも一番初めに話すこと"を勧めるよ。反論はあって当たり前。個人の考え方、受け取りか方はそれぞれ自由だから。その事は誰もが知っているから大丈夫。リラックスと笑顔!」












Momo,  Good luck 













「セミナー」



アメリカらしい授業内容だと思います。各教科にあり、高校・大学に進むとさらにレベルアップしていくと思うので、慣れるしかないのかも場数を踏んで進むしかないのかな。モモ、頑張れ〜
















🇺🇸