スマートに説明するには、豊富な語彙と論理的思考が必要です。
この二つを身につけているかを可視化するものが、スマートプレゼンテーション
その方法を「プレゼンのレシピ」で学べます。
プレゼンのレシピの著者 野中アンディです。
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入試が変わる
来年で大学入試センター試験は終わるそうです。
ご存知の方も多いでしょうが、私は2006年―2007年の2年間、センター試験の英語問題を作っていました。
全国から数十人の英語を教える大学教員が集まり、作っていました。
同じチームの中には、テストを作る専門家がいたり、発音に詳しい言語学者がいたりしましたが、コミュニケーション学者は私一人でした。
英語が母国語の教員も何人もいまして、その部屋での公用語は英語でした。
英語が上手い先生が何人もいました。
ちなみに2008年くらいの問題にコミュニケーションの話が出てきます。
完全に私が作っているのが分かります。
ということで、誰が作っているかがバレると問題が推測されたりします。
だから、任期中+2年くらいは自分が担当していることは絶対に口外できません。
ただ、その後は責任を持って自分が作ったと明かさないといけません。
官報にも掲載されます。
入試がなくなれば、英語力が伸びる
そんな大役を経験した私ですが、個人的には入試から英語を外した方がいいのではないかと考えています。
だって、みんなあれだけ受験勉強した割に、英語なんて全然話せませんからね。
なんなら、他の教科も含めて入試を全部やめた方がいいと思います。
「じゃあ、どうやって勉強させるんだ!」とよく怒られますが、入試が無くても勉強できます。
問題は必要性の方向です。
入試があるから確実に話せない英語習得となっています。
別の必要性を考え出せばいい話です。
そろそろ日本社会はここに気づくべきです。
英語の試験はいくつもあります
私も中学生の頃は先生から英検を受けるよう勧められ、実際に受けました。
高校の1年生くらいまでだったかなぁ、英検を受けて3級を取りました。
でもそれからはなんかバカらしくて受けてません。
わたしはTOEIC満点を持っていますが・・・
大学になってTOEFLという試験を受けました。
これはアメリカの大学・大学院に入学するために必要でした。
難しい試験なんですよ、これが。
私はカンザス大学という学校に行きまして、そこが求めるスコア(610点以上)をクリアしたから入学が許されました。
実はアメリカの大学院にはGREという試験もあります。
これも勉強していたのですが、途中で大学がこのテストを使わなくなったと連絡があったため、受験を辞めました。
GREとは英語と数学の試験なのですが、実は数学が大学院の試験の割にはとてつもなく簡単な試験で、確かに不要でした。
数学は連立方程式(懐かしい...)くらいができたら満点が取れます。
英語だけならTOEFLだけでいい、ということだったのでしょう。
今では多くの大学院がGREなんていらない、ということで方針転換しています。
よく言われますが、アメリカの大学に入学するのは簡単です。
アメリカ人には一応形だけの試験(SAT)というのがあるのですが、ホントに形だけです。
簡単です。
そしてそれは各大学が作成するのではなく、College Board というNPO法人が作っています。
それを全国で受けることができます。
日本の大学入試センター試験と大きく違うのがその難易度です。
日本の場合はふるいにかける意味が強い試験ですが、
SATはそこから推測できる将来の成績を見るために実施されます。
高校までの成績と大学に入ってからのそれとの間には正の相関関係がありまして、ちゃんと勉強できるかが予想できるのです。
英語を勉強する目的を明確にすれば、自分にあう勉強方法がみつかります。
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