数年前から、宮島へ向かうとき、
まだ、宮島にたどり着く前に、
とてつもなく満たされる感覚になります。
(まだ宮島に入ってないのによ)
それは、
まだ五日市あたりの車内だったり、
宮島へ渡るフェリーの中だったり。
第1チャクラのあたりから
ふわぁー-と温かい感情が上がってくるんです。
それは、
過去生のわたしの感情なんだろうなと
毎回、楽しんでいました。
宮島へ気軽に渡ることができなかった時代。
限られた者しか、島に上がることができなかった時代。
ほとんどの参拝者は対岸からお詣りしていました。
ずっとずっと憧れだった、
厳島神社の巫女になることがようやく決まりました。
毎回、禊をしてから、宮島へ渡る。
神の島、宮島。
厳しい修行のような毎日も
巫女でいられることの幸せのひとつであり、
熱心に毎日を過ごしました。
数年経って、
「お前もいい年頃になった、そろそろ嫁に行ってはどうだ」
と縁談の話をいただきました。
本当は巫女として存在しつづけたかった。
厳島神社のためにいつまでも。
ですが、
時代的にもそれは許されず、
縁談の話をお引き受けすることにしました。
そして、
結婚をして嫁ぐということは
一種の穢れということだと認識していて、
二度と、宮島へ渡ることはしないと
固く心に決めて、去りました。
3月の平日に
息子と2人で宮島へいきました。
(息子が通う特別支援学校が高校入試のため休校でした)
宮島に渡ったら、必ず最初は行者堂♡
たくさんの神社やお寺を回ったのですが、
千畳閣も大好きな神社のひとつ。
息子とゆっくり過ごしました。
千畳閣から見下ろす厳島神社が大好きで♡
座っていたら、
とてつもなく悲しい感情が流れてくるんです。
不思議なくらい、悲しい。
これは、過去生の巫女さんだなと思い、
リーディングしました。
わたしは去りましたが、
厳島神社のことをとても大切に想っています。
これからこの世はどうなるのかわからなくなりました。
今までもいろんな争いがありましたが、
どうか、厳島神社が無くなりませんように。
無事でありますように。
大丈夫!
大丈夫ですよ♡
この世はいろんなことが起きていますが、
令和の世も、
今日も厳島神社は、ここに在ります。
修理を繰り返しながらも、
今日も大切に祀られています。
わたしは伝えました。
過去生のわたしに。
寂しい感情は消えていきました。
次に、宮島へ向かうとき、
わたしはまた、あの満たされる感覚を浴びるのか、
それはわかりません。
あの感覚は毎回楽しみだったけれど、
それよりも
過去生の巫女の心配な思いを癒すことができて、
わたしはとても嬉しくなりました。