水素燃料電池で飛ぶ無人飛行機のテスト飛行に成功
(朝鮮日報日本語版)
 韓国国内の技術で製作した水素燃料電池で飛ぶ無人飛行機が、初めてテスト飛行に成功
した。
 材料研究所(慶尚南道昌原市)のヤン・チョルナム博士は9日「水素燃料電池を動力源
とする無人飛行機で、60分以上の連続飛行に成功した」と発表した。同研究所によると、
韓国国内の技術で作られた燃料電池を使って無人飛行機のテスト飛行に成功したのは、今
回が初めてだという。
 今回の飛行機は胴体が全長2.7メートル、翼の幅は5メートルだ。1.1リットルの水素
を炭素複合材料で作られたタンクに300気圧の高圧で充填(じゅうてん)し、これを燃料
として使用する。離陸の瞬間はバッテリーを使うが、一定の高度に到達すると、燃料電池
だけでプロペラを回す。
 高度は100-200メートル、速度は時速40キロほどだ。燃料電池を使った無人飛行機の
うち、これまで世界で最も長時間飛んだのは、米海軍研究所の「イオンタイガー」だ。2009
年に圧縮水素ガスを使って23時間17分の連続飛行に成功した。
 燃料電池は水素と空気を反応させて電力を生み出す仕組みになっている。水素と酸素を
結合させて水を生成させる際にエネルギーが発生するが、これを電気に変換するというの
が基本原理だ。燃料電池は騒音や振動、排気ガスなどがないため、無人偵察機のエンジン
として注目を集めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000444-chosun-kr