世界標準となるためには初期の仲間づくりを大切に育てることが必須です。

正しい戦略ですね。


2012/07/28 なぜトヨタは欧州で“モテモテ”なのか “HV本家”世界標準に挑戦
(産経新聞)


 2012年上半期の世界販売台数で2年ぶりの世界一に返り咲いたトヨタ自動車に対し、欧州自動車大手の“ラブコール”が相次いでいる。独BMWとハイブリッド車(HV)などクルマの電動化技術で協業を決め、仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)とは欧州向け小型商用車の生産委託で合意。いずれも先方からの要請に応える形で実現した提携で、欧州ではシェア4%のトヨタが存在感を際立たせている。その背景には何が…。


 「トヨタはHV技術を世界規模で飛躍的に普及させた企業だ」。6月末、独ミュンヘンのBMW本社で行われた会見で、ノベルト・ライトホーファー会長はトヨタのHV技術をこうたたえた。両社の協業は燃料電池車やスポーツカーの共同開発など。しかし、関係者は「(BMWの)本命は電動化、HVだ」と指摘した上で、トヨタのHV技術が欲しいため、「BMWは自社が保有するスポーツカーの技術などを差し出すのでは…」と推測する。


 欧州の主流はディーゼルエンジン。欧州自動車工業会の集計によると、西欧でのディーゼル比率は5割を超える。しかし、将来的に比率がこれ以上は「上がらない」(自動車調査会社)との見方が一般的で、環境規制が強化される中、ディーゼルだけでは対応しきれないためだ。
 「ディーゼルの次はEV(電気自動車)」。欧州ではそんな見方が強かった。
しかし、近年は「欧州でも次の技術としてHVなどへのシフトが進みつつある。内燃機関をもつエコカーはHVとなるかもしれない」と米コンサルティング会社、A.T.カーニーの川原英司パートナーは指摘する。
 同社の予測によると、2020年の世界市場はHVが2割近くを占める一方、EVはわずか1%。電池コストや充電インフラ整備などがネックとなって、EVの普及ペースは予想以上に遅い。エコカーの最終形が何になるにせよ、当面の主役はHVとの見方が強い。


「EVより先にHVが普及することは確実。今回の提携に意外感はまったくない」
と関係者は口をそろえる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000526-san-bus_all