エレメント・ワン社、水素検知技術でエネルギー省のコンテストで2席を獲得
(2012年02月10日)

 コロラド州ボールダーのエレメント・ワン社(Element One, Inc.)は、米国エネルギ
ー省が行った「米国の次世代トップ・エネルギー・イノベーター(America's Next Top Energy
Innovator)」チャレンジで、他の13企業とともに2席に選ばれた。同社の独特な水素ガ
ス漏れ検知技術は、空気中の水素濃度が0.04%、またはより低い可燃限界の100分
の1という水素が少ないものであっても存在を知らせることができる。この技術に国立研
究所の特許を組み合わせて、可逆的又は非可逆的に、水素および他の危険なガス漏れを検
知したときに色が変色する、非常に安価で実用的なコーティングを作った。
http://energy.gov/articles/secretary-chu-announces-winning-startup-companies-america-s-next-top-energy-innovator
この技術に関するビデオが下記のURLで見られる。↓
http://energy.gov/americas-next-top-energy-innovator/element-one-inc
〔参考1〕「米国の次世代トップ・エネルギー・イノベーター(America's Next Top Energy
Innovator)」チャレンジ 同チャレンジは、2011年3月29日に、オバマ政権の「スター
トアップ・アメリカ・イニシアチブ」の一環として発表されたもので、スタートアップ企
業による国立研究所開発技術のライセンス取得を簡潔化して、国立研究所開発技術を基に
して生まれるスタートアップ企業を倍増させることを狙ったプログラム。(NEDOレポート
2011/05/20より)
〔参考2〕エネルギー省、国立研究所から技術移転を受ける新興企業を発表(2011年12
月19日)
 エネルギー省は、同省傘下の国立研究所が開発・特許化した発明の迅速な技術供与を受
ける新興企業36社を発表した。これら新興企業との技術移転プロセスは、非常に簡素化
された形で行われ、また、前払い金も通常よりも大幅に下げられた1000ドルのみに留
まった。さらにエネルギー省は、これら新興企業の中から、米国経済及びエネルギーに最
も貢献する可能性がある企業を、一般の投票を通じて選出することを発表した。同時に有
識者パネルも設置され、企業の実用化計画の進捗状況についても評価が行われることにな
る。一般投票は2012年1月中旬から開始され、上位企業は2012年の「ARPA-E エ
ネルギーイノベーションサミット(ARPA-E Energy Innovation Summit)」において発表さ
れる予定となっている。(日本学術振興会ワシントン研究連絡センター(JSPS)のウェブ
より)