正規路線で全国初 CO2排出せず、14
年度本格運行へ /山梨(毎日新聞)
 山梨交通は9日、水素燃料バスの実証運行を開始した。正規路線で定期運行するのは全
国初。今年度は、甲府駅北口-武田神社を中心に運行し、14年度の本格運行を目指す。
 環境省の温室効果ガス排出削減の呼びかけに対し、二酸化炭素(CO2)を全く出さな
い水素燃料の使用を同社が提案した。自動車改造メーカー「フラットフィールド」(神奈
川県厚木市)と協力。バスのディーゼルエンジンを改造、シリンダー内で水素と空気中の
酸素を混合し燃焼させる仕組みだ。自動車の燃料電池がレアメタル(希少金属)を使用す
るのに対し、従来のエンジンを改造するだけでよく、より安価だという。
 水素バスは定員38人で全長約6・9メートル、高さ約3・1メートル。従来のダイヤ
の中で1台を導入する。今年度は伊勢町営業所-積翠寺を平日7往復、土日祝日は5往復。
来年度は甲府駅南口-鰍沢営業所を運行予定で、採算性などを検討する。
 9日には、JR甲府駅北口で記念式典が行われた。山梨交通の高野三雄社長は「水素バ
スを全国に展開させ、バス事業者としての役割を果たしていきたい」とあいさつ。式典後、
初便が出発した。
 問い合わせは同社バス事業部業務課(電話055・223・0821)。
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