三洋電機が6年かけ残存率5%向上! 新エネループの大進化
(nikkei TRENDYnet)
 三洋電機は、充電式ニッケル水素充電池「エネループ(eneloop)」の新製品を、2011
年11月14日から発売する。
 第第3世代となる今回の新エネループでは、繰り返し使用回数を従来の約1500回から
約1800回へと20%向上するとともに、自然放電抑制性能を向上。日常使いだけでなく、
長期保管をしておいても、万が一の際に使用できるように進化させたのが特徴だ。
 では、エネルギー残存率を高めるために、三洋電機ではエネループにどんな改良を加え
たのだろうか。
 最大の進化は、負極に使用する水素吸蔵合金を改良したことだ。充電により水素吸蔵合
金に蓄えられた水素を安定化させることで、自然放電が抑制できるという仕組みだ。
 「結晶格子サイズを適正にすることで、水素が安定して存在することが可能になる。材
料を見直し、自然放電を抑制できる最適な材料バランスを導き出すことによって実現し
た」とする。
 さらに、正極に使用する水酸化ニッケルや、充電池の内部部品のひとつであるセパレー
タなどに改良を加えたことも、エネルギー残存率を高めることにつながっている。