次世代照明展ライティングジャパンの一こまです。
○オスラム光半導体会長
・エキサイティングで変化している業界。
・オスラムは、照明のトップカンパニー、売上4.7Bユーロ。独レーゲンスブルク本社。
・LEDの特徴:省エネ性が高い。車載で5割減、バックライトで4割減。照明で8割減。デザインも多様。有害物質も使っていない。照明電力の3割削減の可能性がある。センサー&制御で4割減もできるだろう。2030年の削減量は、650もの大規模発電所に匹敵する。寿命は2.5万時間で、電球の25倍。蛍光灯の2.5倍。
・ヘッドランプ、プロジェクタは、LEDではできないと思われていた。2000ルーメン、4000ルーメンもできるようになってきた。
・市場は伸びている。バックライト用から一般照明に。市場の立上り方が急速。技術的には、230ルーメン/Wが限界か。しかし、コストは下がっていく。数年でコストが下がる。歩留まりは50%と低く改善の余地がある。ウェハ上で均一性を高める余地もある。ウェハサイズの拡大も進んでいる。2インチ→4インチ→6インチ。サファイアでは大型は無理なので、シリコン化を進め、8インチSiウェハを開発中。信頼性では、長寿命&高信頼。色も更に均一になるようにしていきたい。演色性、色温度も改良する。ディスプレイでも活用できる。自動車用ヘッドアップディスプレイにも最適。自動車産業でもLED利用率が増えている。人間の目で確認できない障害物発見にも使われるだろう。
・一般照明では、システム化が進む。調光、色温度も差別化要因になる。調光機能も同様。見えない照明ということでは、携帯電話の照明を使用中だけに制御することで長時間待受が可能になり、赤外線通信にも使われている。
・包括的に考える必要があるだろう。小型プロジェクタ。特定波長で照明して花の育成なども。今後、カスタム化していくだろう。
・照明の消費量は、GDP成長に応じて伸びる。照明需要は今後10倍になる。LEDは貢献できる。半導体サイクルのようなことがあるかと問われると、特にDRAMほど極端でなくとも、サイクルは起きるかもしれない。しかし、固定費は大きくはないのでDRAMのようにはならないだろう。微細化は重要。段階的に生産能力を増やせるので、生産能力過剰というのも一定程度防げる。