先週開催された、カーエレ展で、現代起亜自動車副社長が

最新のヒュンデー ソナタHVについて、自信満々の発表を

していました。


確かにEV走行100㌔/時は格好いいですね。


小生の話を聞いて新型ハイブリッドを買った同僚が、先週、

交渉燃費35kmなのに15くらいしかでないと怒っていました。

例の、アメリカのトラブルで、ソフトを書き換えてしまったよう

なのです。


ユーザーニーズを軽く見る会社に将来はないですよ。


現代はその点、立派に見えます。日本より3割安なら買いたい

と思う人がいても不思議ではありません。


英語プロモ見ていたら、欲しくなりました(笑)


3R・燃料電池・新エネ、モジュール化・ベンチャー・イノベーション-sonata


http://www.car-ele.jp/


○李 現代起亜上級副社長

・ソナタのハイブリッドシステム。

・HV車は、既に世に出ていたので、市場やユーザーニーズについて、アメリカで詳細調査した。HVは、燃費が良く、熱損失は少ない。ただ、「運転する楽しみが必要」という回答もあった。「運転がつまらない」という回答もあった。そこで、楽しい車を目指した。10マイル走る人は、高速を走る。現行のHVは、高速走行で燃費が改善しない。その改善に重点を置こうとした。ユーザーには、バッテリーへの不安感もあった。3~4年での買い替え。ユーザーは、ノートPCや携帯と同じように電池交換が必要と考えていた。そこで、革新的バッテリーが必要と感じた。

・30kWメインモータと起動モーターを活用し、ハイブリッド用パワコンを一体化した。(プリウスと同様に熱効率を上げられる)アトキンソンサイクルを使った。EV/HV用トランスミッションも開発した。燃費改善のため、バッテリー、エアコン、回生ブレーキシステムも開発した。空気抵抗も減少させた。こうして、パラレルHVを開発した。EVモード6段変速で時速100kmも可能。それ以上は、エンジンを併用する。スマートギアシフトプログラムで、低燃費を重点にしつつ、ドライブの楽しみを意識して開発した。GDIかMPIエンジンかで迷ったが、費用対効果を考え、後者を選択した。270V,5.3Ah、72セル直列。性能・耐久保証のため、空冷システムを開発した。過電流防止も開発した。これは、LGグリーンパワーとの共同開発。

・開発したリチウムポリマー電池は、既存ニッケル水素電池よりも優れている。重量比が問題となるが、これを30%削減し、燃費も向上した。容量も改善している。耐久も1.5倍になった。充電状態の正確な把握・予測でも進化した。安全性も良い結果。4重の安全性を備えるようにした。アクティブ・エア・フラップシステムを新搭載した。車内に吸入される空気による抵抗を抑制する。通常は、過剰に吸入している。高速走行では十二分に空冷できるので、フラップを閉め10%空気抵抗を削減する。今後、全車に搭載する予定。クラッチ制御で小型モーターでも十分力を伝えられる。シンプルな構造で、クラス最高の39マイル/ガロンの高速燃費を達成。EV高速走行も可能。

・パラレルHVで最重要なのはクラッチの円滑な接続。(ここで英語のプロモーションフィルムを上映)

・高速燃費39マイル、現在40マイルを米当局が認定。(フォード)ヒュージョンHVが36マイル、(トヨタ)カムリHVが35マイル。Cセグメントでは夢だった40マイルを達成した。0-100加速は、9.2秒、カムリが9.3秒、ヒュージョンが10.3秒。

・フルHVを開発。ブルードライブと呼んでいるが、シンプルでスマートと自負している。