これは凄い裏技ですね。議会の抵抗をすり抜けて、
現行法で対応できてしまいます。流石です。
http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY200912080113.html
米、温室効果ガスを「脅威」と認定 現行法で規制可能に
2009年12月8日10時38分
米環境保護局(EPA)は7日、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが公衆衛生と環境への「脅威」と認定し、現行法での規制を可能にした。コペンハーゲンでの国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、米国内での取り組みを強調することに加え、米連邦議会で審議中の温暖化対策法案をめぐる議論で、反対派を牽制する狙いもうかがえる。
記者会見したジャクソン長官は「私たちは明確な決意を持ってコペンハーゲンの会議を迎える」と述べた。今回の認定は、米連邦最高裁が07年4月、温室効果ガスを「大気汚染物質」として規制するようEPAに促す判断をしたのを受けたもの。ブッシュ政権下のEPAは08年7月、受け入れを拒否していた。
EPAは、CO2のほかメタンや亜酸化窒素など6種の温室効果ガスの影響を科学的に分析し、4月に「脅威」と認める見解を発表。一般からの意見募集を経て、「温室効果ガスは気候変動の主な原因」としたうえで、気候変動に伴う熱波などで「米国民の健康や福祉への脅威となる」と認定した。
米政府は大気浄化法などに基づき、発電所に最新の省エネ装置の設置を義務づけることや、自動車の燃費規制を強化することなどによって、温室効果ガスの規制を目指している。今回の認定で、これらの規制の準備が整った。
長官は、連邦議会で審議中の温暖化対策法案の成立に期待し、「新法による規制が最善だ」と述べたが、成立が遅れるか成立しなかった場合は、現行法による規制を先行させる可能性がある。