●ワークショップ「超音波応用加工技術の最新動向」神 雅彦 日本工業大学准教授

・超音波振動(20~60kHz、数ミクロン)を加えて加工する。断続加工になるので、加工力低減(柔らかいものをすぱっと切る)、摩擦低減(物理的潤滑、あるいは振動ON/OFFで潤滑を切替)、加工面の改善ができる。

・1950年にスタートした。超音波砥粒加工。東工大隈部教授。切り屑が少なくなり、エネルギーを削減できる。ただし、臨界切削速度V<2πafがある。振動数を高めても振幅減で相殺される。20kHzの場合で150m/分。力は1/5~1/6。表面粗さも同様。圧電セラミックを震動源に使う。ミル加工も100倍の速度でできる。


●ワークショップ「マイクロ加工の最前線」早乙女 康典 東北大学教授

・コインは、古今東西、時代の最先端技術で生産される。量産かつ品質が重要となる。99年にナノテクブームが起きた。Chouはナノインプリントで、電子1個で作動するトランジスタを発表。これは10万分の1の省電力になる。マイクロマシンでは結晶粒の不均一性に左右される。

・ナノ結晶は、ホールペッチ則で、小さくなると強度が上がるが、あるところで逆転する。これは欠陥が多くなるから。金属ガラス(非晶質)は粘性流動するようになる。粒界ですべる。粒は壊れない。微細結晶粒超塑性、グレインサイズで加工限界が出てくる。アモルファスなら分子数のレベルまでいく。

・結晶性ポリマーは3ミクロンより大きい。アモルファスポリマーは、CD溝などの加工もできる。温度変化で体積変化が少ないので精密向きである。

・サイズは潤滑に大きな効果がある。小さいほど摩擦も大きい。