http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091022-00000049-san-int
2009/10/22 エコな町作りで脚光 スウェーデン・マルメ 再生可能エネ 転換“成功例”
スウェーデン第3の都市マルメは、風力や太陽光発電を利用して環境に配慮した町作り
を進めている。北欧の港町の取組は国際的にも注目を集め、投資や人口流入をも促している。
1989年、マルメでは造船会社コッカムが撤退した。前後3年間で3万人が職を失い、
失業率は22%にまで跳ね上がった。重厚長大産業への依存からの脱却を迫られたマルメは、「知の町」への転換を図ることを決め、復興のる大きな柱に「野心的な環境目標を持った持続可能な開発」(市担当者)を据えた。
具体的に取り組んだのが、風力や太陽光発電など再生可能エネルギーのインフラ整備だ。ウエスタンハーバーから3キロの地点に風車を建設し、地区内に新たに建てた100棟のビルには総面積1400平方メートルにもなる太陽光パネルを設置した。予算は約1億ユーロ(約135億円)。財源は4分の1を政府が補助し、残りは開発業者が負担した。
最初に開発した全体の6分の1ほどの地区で、電力源や熱源に100%再生可能なエネ
ルギーを充てることに成功し、1000戸に化石燃料を一切使わない電力を供給している。
光熱費は、30~40%安く済む。
マルメの人口はここ数年、年間約5000人ずつ増加しており、28万5000人。ウ
エスタンハーバーには、IT産業やサービス業が進出し、21社が7000人を雇用して
いる。