既に何度もお知らせしていますが、個別案件の様子です。



1027日、エネルギー省は、総額34億ドルスマート・グリッド助成プロジェクトの採択案件を発表した。400の応募から、100プロジェクトが採択された。助成額は40万ドル~2億ドルまでで、事業規模は81億ドルを超える。


・ノースカロライナ州のデューク・エナジー・ビジネス・サービスが、事業規模が最大(助成金額2億ドル、事業規模8.5億ドル)で、140万台のスマート・メーターや電気自動車用充電装置などのハード整備に加え、消費者インセンティブとして新料金システム導入を計画している。

・カリフォルニア州では、総額2億ドルの予算が6プロジェクトに配分され、州内で1,000万台を超すスマート・メーター配備の構想が加速される。サクラメント市電力公社は、6万台のスマート・メーターと100台の電気自動車用充電ステーションを配備する。サンディエゴ・ガス&エレクトリック社は、140万台のスマート・メーターを配備する。

・テキサス州のセンター・ポイント・エナジー(ヒューストン)は、事業規模2位(助成金額2億ドル、事業規模6.4億ドル)で、220万台のスマート・メーター導入やハリケーンなど自然災害による被害を防ぐ自己修復型グリッド導入を計画する。


 国立再生可能エネルギー研究所NREL副所長は、スマート・グリッドの能力を最大化するには、①電力供給者側と利用者側がアクセスする「プラットフォーム」をオープンにすること、②現在のように使用電力量に応じて電気料金を決めるのではなく、料金体系とサービスメニューを多様化させ、節電インセンティブを与えること、③スマート・グリッドへのアクセス利用(参加)を増やし、相当の規模確保が普及に向けた課題と指摘する。


 全米に広がるスマートグリッド・プロジェクトは、次々に技術革新を繰り返すエネルギー版「インターネット」として、世界の新たなプラットフォームが構築されるか、注目されている。


※州別助成対象プロジェクト一覧。

http://www.smartgridnews.com/artman/uploads/1/DOE_SGIG_awards_by_state.pdf