■原爆からの復興を定点観測、写真41点原板公開…広島

 (2008年12月11日16時15分? 読売新聞)

 被爆直後から8年間、広島市の復興を定点撮影した写真41点が広島平和記念資
料館でデータベース化されることになり、同資料館が11日、原板を公開した。

 市内の写真館にあったもので、街の看板が読めるほど精度が高い。未公開写真も
含まれ、同資料館は「『75年間は草木も生えない』と言われた街の歩みを記録し
た貴重な資料」としている。今後、インターネットで公開する。

 市内で写真館を営んでいた岸本吉太さん(1989年に87歳で死去)が撮影し
たガラス乾板28点とフィルム13点。中国配電(現・中国電力)が記録用に依頼
し、爆心地の南東680メートルにあった5階建ての同社ビル屋上から、45年1
0月~53年2月に計10回、撮影した。

 原爆ドームの方向を撮った45年10月頃の写真は、一面の焼け野原。46年4
月はバラックが建ち始め、49年7月の写真では、電停で路面電車を待つ市民の姿
など、街の息吹も感じられる。53年2月撮影分には、整備された平和大通り(幅
100メートル)も写っている。

 今年、同資料館の調査で、岸本さんの長男坦(ひろし)さん(73)が原板などを
保管していることがわかり、他の写真も含め計200点のデータベース化が決まっ
た。

 坦さんによると、岸本さんは原爆で娘を失った悲しみの中で依頼を受け、「広島
の記憶を記録にとどめるのは、生き残った市民の義務」と決意。生涯、原板を大切
にしていたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081211-OYT1T00489.htm?from=navr


http://www.pcf.city.hiroshima.jp/



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