今日の新聞でも鉄鉱石価格がBHPの65%アップでは足らず

リオティントは2倍アップの強気の交渉で日本勢を悩ましてい

るという話しがでていました。鉄は安くて大量にあって汎用性が

高いので社会の隅々まで行き渡っていますが、資源制約と

高騰というリスクがにわかに顕在化してきました。


救世主はないのかというと、意外にも炭素繊維はナイスです。


量産が進むと省エネ効果も平方根乗で大きくなりますし、

リサイクルが本格化するとLCAやトータルコストも格段

に向上するでしょう。楽しみです。



東レ・榊原社長、低環境負荷への提言、新素材のLCA評価が重要

東レ・榊原定征社長は先週、産構審・中環審合同会合で、「素材産

業からの低環境負荷社会への提言」を行った。


炭素繊維など新素材は、生産時にはエネルギー消費が増えるが、

軽量化などの効果でライフサイクル全体では環境負荷の低減とな

る。このため製造時での環境負荷だけに着目するのではなく、「新

素材の環境への負荷を使用した製品のライフサイクルアセスメン

ト(LCA)での評価が重要」とした。


榊原社長は炭素繊維を例に挙げ、新素材の環境負荷低減の効果

を炭素繊維協会の試算を基に説明。このなかで炭素繊維は1トン

当たり、製造時に20トンのCO2を排出するが、10年のライフサイ

クルでみると、自動車は50トン、航空機で1400トンの削減効果が

あり、日本の乗用車(軽自動車を除く保有台数4200万台)、旅客

機(100席以上の保有数430機)が炭素繊維強化樹脂(CFRP)
を採用、軽量化による燃費向上が図れれば、削減効果は2220万

トンであり、日本の総排出量(13億トン)の1・5%に相当すると強調。


「炭素繊維は作るときにエネルギーを消費するが、製品となってか

らのCO2削減、地球環境保全に大きく貢献」することから、今後の

自主行動計画の点検にあたって、改めてLCAに基づいた新素材

の環境負荷低減効果の評価への理解を求めた。