熊本の地方紙「熊本日日新聞」のHPに以下のような記事が掲載されています。
全世帯にマイバッグを配布する熊本県菊池郡菊陽町は、熊本市の東隣に位置し、
熊本市のベッドタウンとしてここ数年で人口が急増している町です。
全世帯にマイバッグ配布へ
菊陽町
菊池郡菊陽町は十五日から、レジ袋の代わりに使う「マイバッグ」を町内全世帯に
配る。昨年度のごみ総量が前年度比約4・7%減の約九千六百五十六トンとなった
結果、ごみ処理経費が約三千百万円も軽減された成果の“還元”。町は「一層のごみ
減量につなげたい」と力を込める。
町によると、二〇〇七(平成十九)年度のごみ総量は、家庭分が0・99%増の六
千八百十八トン、事業所分が16・15%減の二千八百三十八トン。事業所ごみの
減量分が、人口増による家庭ごみの増加分を上回った。
同町は熊本市に隣接し、定住人口や事業所が増え続けており、ごみ減量が課題。町
は昨年度、減量化推進係を新設。職員二人が企業や店舗など百二十軒を訪問し、ご
み分別への協力を求めたほか、家庭での分別徹底の呼びかけを強化した。
その結果、一般廃棄物量が減り、一日の一人当たり可燃ごみ量も十グラム減の四百
七十グラムになった。総量が一万トンを割るのは三年ぶりで、減少幅も過去五年で
は最も大きい。
ごみ処分経費は周辺自治体とつくる菊池環境保全組合への負担分で、前年度のごみ
総量に応じて決まる仕組み。〇七年度の四億千二百四十七万円から〇八年度は三億
八千百十八万円になった。町指定ごみ袋の厚みを薄くしたことで、製作費も約八百
万円節減できた。
配布するマイバッグは保冷機能付きのナイロン製で、レジかごにすっぽり入るサイ
ズ(高さ二十七センチ、幅四十八センチ)。町内約一万二千五百世帯のほか、転入
見込み世帯分も含め約一万三千個を準備した。事業費は約八百十二万円。
人口増は家庭ごみの増加につながることから、町環境生活課は「マイバッグ活用で
環境意識をさらに向上させてもらえればありがたい」と期待。「効果検証のた
め、町内の大型店などで持参状況を調べることも検討したい」としている。