先週のサイエンスゼロは出色の出来でした。
色々、レクしておいた甲斐がありました。
高性能磁石特集で、リサイクルの話もでていました。
ポイントは、
・これまで磁石の開発は日本がすべてリードして
きた。
・ネオジム磁石は83年に開発され、非常に小型
高性能になった。従来のモーターの効率が、
60~70%なのに、最強のネオジム磁石では
効率を80~90%にできる。
世界の電力需要の50%がモーターなので、
この効率が1%改善しただけで原発1基分
に相当する大きなエネルギー削減が出来る。
・ネオジム磁石は、高温に弱く、130度以上で、
磁力が低下し、最後はなくなってしまう。
ディスプロシウム添加で高温で耐えられる
攻勢の磁石ができる。概ねディスプロシウム
1%で15℃くらい温度耐性がでる。
・現状では、ネオジム、ディスプロシウム等の
価格が急騰している。中国が97.6%以上を
押さえている。レアアースは、層状鉄マンガン
鉱石や燐灰石にも含まれているので、他国
で資源確保をすることも重要。
・磁石製造現場では、40%も削りかすがでてい
るものもある。現在、リサイクルで全国内需要
の10%を満たすことができる。リサイクルの
強化も重要。
・ディスプロシウムを入れないネオジム磁石の
高温耐性を高めるために微粉化(通常5ミクロン
を3ミクロンに)する技術も開発されているが、
微粉化すると空気中の酸素と反応して燃えて
しまうので、無酸素環境下での製造なども試み
られている。
・レアアースは、次世代自動車のために極めて
重要であり、省資源化技術、リサイクル技術、
代替技術、資源確保が重要。
ということです。