オモロイ本です。

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実/村井 哲之
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図書館界のサムライの一人に教えてもらいました。

ちょうど昨日手許に来て、今日から読み始めてます。


それにしても、リサイクルの世界は未熟で、分析が

足りなさすぎだと思いますね。


元々、ゴミ処理から来て、リサイクルは良いことという

「思いこみ」があるので、コスト効率や投入エネルギー、

排出CO2増加量などについての分析がないまま、

リサイクル至上主義に陥っているケースが多いです

ね。


紙の場合は、太古から貴重品で、自ずとリサイクル・

再生利用のインセンティブがありましたから、江戸

時代から社会システムができていたわけですね。

(だから廃棄物処理法でも「もっぱら物」として適用

除外制度があったりします。)


だから、「再生利用は当たり前」という思いこみが

社会全体にあります。


本当にそうか? 実は、それをもう一度、立ち止まって

考え直さないといけない時期に来ていると言えるで

しょう。温暖化、資源制約を筆頭にリサイクルでも

「効率」概念をきっちりいれていかないと、社会厚生

は逆にマイナスになっていたりします。


その際にしっかり心に刻んでおくべきは、やはり、

3Rのプライオリティでしょう。


まずは、減量。資源を使わないことが重要ですね。


プリントアウトしなくても使える工夫を増やすことが

大事です。リユース領域と接続した話しですが、

有機ELなどでリライトできる素材が出来てくると、

これは非常に良いものになるかもしれません。


リユース?これは、ビジネスモデルや派生ロスな

ど考えるべき点が多いでしょう。冒頭の本もそうし

た点を指摘しています。コピーよりはプリントアウト

の方が安いとか、使用電力量などもよく考えないと

逆効果もあったりする訳ですね。


リサイクル!?

日本製紙も「環境偽装」とまで言われるとは思って

いなかったと思います。でも契約違反や自分勝手

なワガママがまかり通るのも問題かもしれません

が、本質はそこにはありませんね。


本当に環境負荷のかかる上質紙が必要なのか、

再生紙で済むのか、再生ワラ半紙でダメなのか、

そのそも使わなくても済まないのか・・・・・・


よーく、考えてものごとを進めないといけません。


「リサイクル一神教」では物事を見誤ります。