福岡 水素タウンに着手 | 3R・燃料電池・新エネ、モジュール化・ベンチャー・イノベーション

    凄いです。○林さん大活躍です。

    こういう動きが、観光や地域活性化にも必ずつながるでしょう。




    http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080103/20080103_016.shtml


    福岡に「水素タウン」 100‐200世帯電力の4割賄う 燃料電池車も試験 県、08年度着手

     福岡県は2008年度、家庭用燃料の4割強を水素エネルギーで賄う100‐200世帯規模の「水素タウン」づくりを県内の住宅地で進めるほか、福岡、北九州両市に水素供給施設を設け両市間の公道で燃料電池自動車の走行試験を行う「水素ハイウエー」計画に乗り出す。どちらも民間企業と協力。関連事業費を08年度予算案に盛り込む。

     地球温暖化が深刻化する中、福岡県は「究極のクリーンエネルギー」として注目される水素の本格的な社会実証に着手する。地方自治体と民間によるこうした試みは全国初。同県はここ数年、水素研究の開発拠点を目指す取り組みを続けており、08年度は「福岡水素新生活圏」(仮称)と銘打って、実社会への普及に力を入れる方針で、両事業はその柱になる。

     水素タウンづくりでは、県内にある既存の一戸建て住宅地をモデル地区に指定し100‐200世帯に水素を燃料とする家庭用燃料電池システムを導入。家庭で消費する電力の4割以上を水素エネルギーで賄うほか、台所や風呂で使用するお湯の7割も供給できるという。

     同システムは、一般家庭に供給される灯油やガスから水素を取り出し、電気と熱を生み出す。1台450万円以上と高額なため、対象世帯に事業者が機器をリースし、県が助成費を出す仕組みを検討している。

     このシステムは、国が全国約2000世帯で実証実験を行っているが、100戸以上がまとまって「水素タウン」を形成する試みは全国でも例がない。

     水素ハイウエー計画は、ガソリンスタンドに当たる水素供給施設「水素ステーション」を北九州市に新設。福岡市側は九州大学伊都キャンパス内にある「水素ステーション」を改造し、両市間で燃料電池自動車を走らせ車載用水素タンクの耐久性などをテストする。

     北九州市側の新設場所は新日鉄八幡製鉄所がある八幡東区が有力。同製鉄所では、鉄鉱石を精錬する過程で副次的に水素が発生しており、パイプラインを通してステーションに送り込む予定だ。

     国内の水素ステーションは、国が首都圏、名古屋圏、関西圏に12カ所(2007年2月時点)を設置。自動車メーカーなどが走行試験で利用している。今回は関西以西では初めて。2カ所を結ぶ「ハイウエー」として位置付けることで、各メーカーの実証走行試験誘致も視野に入れている。