新型リチウムイオン電池の材料 開発成功

(科学ネット11/8) イオン N110901

http://www.sciencetimes.com.cn/sbhtmlnews/200711905938215193730.html?id=193730


東北師範大学と遼源市彤坤新能源有限公司が共同で行う、吉林省重大科学技術開発プロジェクト「新型リチウムイオン電池の開発」が先般、吉林省科学技術庁が集めた専門家の評定を通過した。

リン酸鉄リチウムの複合材料は、電動自動車に必要な高効率放電を可能とし、循環性能も良好、1000回循環した後も初回容量の90%を保つことができるという。同研究はSCIに学術論文8本を発表、2件に特許が認められ、生産プロセスにおける独自の知的財産権を取得した。現在、1日の生産量が100キロの製品化前テスト生産ラインがすでに建設されている。

専門家によると、科学研究員は材料の合成過程で、特殊な機械による化学的活性化を利用し、優良なリン酸鉄リチウムの材料を作り出したという。特殊構造を持つ導電性の炭化材料でリン酸鉄リチウムを包み、その後高温で熱する過程で核-外皮という構造ができる。これによりリン酸鉄リチウムの伝導率は大きく向上した。

リン酸ナトリウム技術は、伝統的なリチウムイオンのコバルト酸化物技術に取って代わる技術であり、リチウムイオン電池の製品性能を大幅に向上させる。この技術は、第一に、安全性能が大きく前進した。伝統的な技術を利用した電池は、押し出し、ショート、過熱、過度の充電、濫用などで爆発や燃焼が起こりやすい。一方、リン酸ナトリウム技術を利用して生産したリチウムイオン電池は、根本からこれら安全面のリスクを解消、国際レベルの安全性において最高の燃料電池だと言える。第二に、電池の寿命が大きく延びた。電池の充電回数は以前の500回から2000回以上に上昇、製品の応用性能が向上したこともリチウムイオン電池の応用分野を広めた。同材料は、現在市場で広く期待され、将来性が極めて高い電動自動車の燃料電池に特別適している。

同プロジェクトは、市場での高い将来性から、香港の雷天能源集団公司が見学に訪れて提携の意向を表明、東北雷天新エネルギー産業パークを建設する計画だという。