先日のシリコン関係の報道の翻訳とGMの次世代電池戦略に関する中国国内での報道です。

こうしたところに、彼らの関心も見え隠れします。

シリコンもロシアとしっかり提携していますね。



8/14 -東北最大のポリシリコン基地 錦州で着工 (賽迪ネット)

凌海金華冶錬有限公司(注)のポリシリコン工場(投資総額11.5億元、約190億円)が、遼寧省錦州市凌海で着工、東北最大のポリシリコンの生産基地になる見込み。

第一期工場は、2008年末から稼動予定で、年産1000㌧、年間販売額が15.4億元、純利益が7.01億元の見込み。同社は、ロシア国立レアメタル研究所と提携し、最新技術を導入した。

同社は、ロシアと提携して、研究開発センターを設置し、更にポリシリコンの生産規模と工程水準を向上させる計画である。

(注)凌海金華冶錬有限公司:遼寧省錦州市所在の民営企業。1996年設立。従業員700名。工業用シリコン生産。http://www.lhjhyl.com/gsjj.htm

http://news.ccidnet.com/art/945/20070814/1177097_1.html


8/13 -中国最大のシリコン精製生産基地が着工 (新材料産業ネット)

東営光伏太陽能有限公司(注)が投資する中国最大のシリコン精製生産基地が、黄河デルタ東営勝利産業パークで着工。

同社が3億元を投資して設置した太陽電池パネル製造工場は、主に多結晶、単結晶のインゴット及び太陽電池パネル等を製造する計画。同工場は、年末にも一部の設備が稼働する予定。太陽電池パネル製造工場は、2009年に操業予定で、年間生産額は、12億元、利益総額は、2.5億元の計画である。同工場によって、精製シリコンの輸入量削減が可能となり、大規模・多分野で太陽エネルギーを利用することが可能になる。

(注)東営光伏太陽能有限公司:山東省東営市所在の外資企業(米Synergy Investment 100%の子会社)2006年設立。資本金2000万元。売上(06年)1700万元、(07年)1.5億元(予測)。従業員100名。太陽エネルギー関連部品の生産。

http://www.dygfdl.com/


http://www.materials.net.cn/Html/xxnews/20078/200781310381534203.html


GM社とA123社 燃料電池技術戦略提携 (新材料産業ネット8/13)

中国もアメリカの動向を見ています。ちなみにA123にはブッシュ大統領も訪問しています。日本のことも同様に見ているのでしょう。

http://www.materials.net.cn/Html/xxnews/20078/200781310480034206.html


GMは、先般、A123社とリチウムイオン電池技術の戦略的提携を行い、同社の燃料電池技術の研究開発を更に推進することを発表した。両社は、E-Flex電気駆動システム向けで、より安全・高出力・長寿命の新世代リチウム電池を開発するために、ナノリン酸塩化学電池技術分野で共同開発を行う。GMは、今回の提携がシボレーVolt電気自動車の更なる性能向上、ひいては商業化生産の実現にとって、重要かつ積極的な意義があると表明した。

GMは、A123社との提携が、同社のプラグイン充電式電気自動車及びE-Flex式の多種の燃料電池自動車の技術開発の進展を加速できるという。「電池技術は、将来の自動車駆動システムの発展を推進する。組電池はシボレーVolt電気自動車及び当社が発表予定のサターンVueというプラグイン充電式ハイブリッド自動車にとって極めて重要。自動車メーカは、最も優秀な電池技術会社との戦略提携によってこそ、将来の競争に勝ち残ることができる。これも、我々がこの提携協議を結んだ狙い。」とグローバル商品開発を担当するGM副会長Bob Lutz氏は述べた。

これは、6月にLG化学社傘下のCompact Power社及び欧州のContinental Automotive Systems社と提携して以来の、GMのリチウム電池技術の研究開発推進におけるもう一つ重要な対策である。GMのエネルギー貯蔵・戦略部統括のDenise Gray氏は、A123社、LG化学社、Continental Automotive Systems社がいずれも世界一流の電池プロバイダであり、技術が非常に成熟しており、提供するソリューションがE-Flexシステムの電池技術に対する高度な要求を満足させることができると信じている、と語った。

A123社は、世界で最も大きなナノリン酸塩化学電池の製造メーカとして、業界をリードしており、リチウム電池の出力・安全性・寿命に優れている。現在、同社の年間電池生産量は1千万個以上であるが、大部分は充電可能な動力装置に用いられている。

今年の1月、EFlex動力駆動システムに基づいたシボレーVolt電気自動車は初めて登場したが、当時、展示された第一世代の車種は、直接に外部電源から充電し電力を取得する技術を採用した。4月の上海国際自動車展覧会では、GMは、より先進的な燃料電池技術を採用した第二世代のシボレーVolt電気自動車を発表。通勤の平均走行距離が64キロくらいの人にとって、シボレーVolt電気自動車は、ガソリンを使う必要がなく、排気もない。 「シボレーのVoltは自動車業界の将来の発展方向を代表している。GMは、将来の自動車が電力で駆動でき、それに、多種の方式で発電し、電力を蓄えることにより、人々はガソリンへの依頼を低減することができる。これは自動車業界の重大な転換だが、この転換は主にA123社及びLG化学社などのGMの提携パートナーの急速に発展している組電池技術のおかげである。」と、Bob Lutz氏は語った。

GMは、1908年に設立された世界最大の自動車会社である。現在、GMは、中国で5社の合弁生産企業、1社の合弁自動車設計センター、1社の合弁自動車金融サービスセンター及び2社の100%出資子会社を持っており、従業員の総人数は20,000名近くである。GMは、中国でキャデラック(Cadillac)、サーブ(Saab)、オペル (Opel)、ビュイック(Buick)、シボレー(Chevrolet)及び五菱などブランド製品シリーズの輸入、生産及び販売を取扱っているが、提供する製品シリーズは中国における多国籍自動車メーカの中で最も豊富で、ミドル・ハイエンド乗用車、多機能ステーションワゴン車、コンパクト乗用車及びマイクロバスなどを提供している。2006年、GMの中国での販売台数は、876, 747台で、新記録を達成し、前年より31.8%伸びた。