先週、与党の大幹部の部屋に呼び出されて(汗)、

宇宙太陽光発電(SSPS)のレクチャーをJAXA

宇宙航空研究開発機構のおっさんが説明するの

にお付き合いしました。


太陽光は地球に届くまでに70%くらい減衰する

そうですが、それを宇宙空間で捉えて、マイクロ

波又はレーザーで地球に送るというものです。


まあそれは壮大な計画ですが、実現性は如何

なものでしょうか


マイクロ波といえば電子レンジ、焼き鳥製造に

ならないかというプリミティブな疑問に対しては

それは、人体にも安全というお答え。東京湾に

も作れると自信たっぷりの回答・・・


それ以外にも、コストや耐用年数などもどうな

んでしょうか?コストは全体で8円/kWhだそう

です。今の陸上の太陽電池システムで46円/

kWhですから、ハードルは高そうです。また、

耐用年数も通常のものは20年超大丈夫です

が、宇宙空間の厳しい条件下で長年持つでしょ

うか。それより前に衛星が墜落してしまうので

はという疑問には、「循環型で、メンテも入れて、

ロボットでやって、墜ちないようにして全部コミコ

ミで8円」とおっさんはのたまわってました。


それとEPTはどないでしょう。太陽電池は、今や

1から1.5年で投入エネルギーを回収できます

が、宇宙に上げるのに大きなエネルギーが要り

ますね。研究者の自己満足とR&D公共事業の

ような臭いがしてきますが、如何でしょう?


「でも、365日24時間太陽が当たる」とおっさん

は最後まで豪語していました(苦笑)。


確かにそうですが、それでは電力貯蔵無しに

100万kWもの大電力をどのように送信し続ける

のでしょうか?衛星は静止衛星で止まっている

ように見えるので、送り続けるということなんで

しょうか?焼き鳥が怖いなぁ(笑)


ということで、一杯疑問のついた一日でした。

でもおっさんは高慢ちきでしたよ。


ただし、そういう感情論は抜きにして、サイエンス

あるいはインダストリーとしてSSPSの可能性は

しっかり、冷静に検討する必要があるかもしれ

ません。


ただし、それでも難しいのは、地球温暖化に

とって更に外部から余分なエネルギーを

投入することになるので、ピュアな再生可能

エネルギーとは異質である点には十分留意

が必要でしょう。


皆さんのご意見は如何でしょう。星空流れ星ロケットお月見お月様晴れ

SSPSについて学びたい方は下記ご参照あれ

http://www.iat.jaxa.jp/res/amrc/ssps/index.html