れすたあ・ぶらうん氏にはガッカリしましたが、
エコ テック 2.0というのも志が低すぎます。
技術開発をするなら、ベンチャーが狙うなら、
2倍の技術なんてちんけです。10倍以上、
1/10以下を目指さないといけません。
まずは、プラグイン・ハイブリッドを完成させ
ねばなりません。これには社会システムと
の整合性を高めて初期市場の立ち上げを
容易にしなければいけません。賢いインター
フェースと上手な電気料金が、この最重要技
術を助けてくれるでしょう。石油消費を70%
減らせる潜在パワーは見逃せません。
クリーンディーゼルは、自動車メーカーに
お任せしておきましょう。燃費改善に実績
のある人たちですから、日本の消費者イメージ
を一新するものがでてくるかもしれません。
メルセデスがEクラス以外にC、B、Aでも
出してくると広がりがでるかもしれません。
しかし、日本の経由は、欧州などに比べ、
遙かに高いので、カンタンにはいかない
でしょうね。
ITSはしっかりやらねばなりませんが、
公共事業系の人たちがインテリジェントな
交通インフラというところに胡散臭さと
ギャップがありますねぇ
バイオフューエルは、まさにお酒のたしなみ
と同じで、「ほどほどに」、「適量に」「慎重に」
でしょう。お酒は二十になってから(笑)
呑むのを急ぎすぎるとリスクを抱えます。
(セキュリティ、供給安定、価格、食料との
競合、水の奪い合いなど課題が大きいの
です。もちろん穀物メジャー等の「戦略」
の片棒を担ぐのはまっぴらですね。)
酒を自動車に振る舞うのは、ちょっと勿体
ない(笑)。エネルギー効率も考えないと
いけません。米のトウモロコシ、硫酸法の
エタノールなど眉唾系がありますね。
燃料電池は、不動の「究極」です。
「炭素のサイクル」と別の「水素のサイクル」
を手にすることで、選択肢の幅が広がり
ます。オプションを握ることは、リスク対応
のキーポイントです。燃料電池の難しさで
ギブアップしてしまう人がいますが、難しい
から意味のあるオプションでもあり、誰でも
できる訳ではないのです。信じて開発する
ひとだけに運命の女神は微笑むでしょう。
ジェネリックテクノロジーとしての次世代
電池は、何としてもイノベーションを加速化
しなければなりません。次世代リチウム、
ニッケル水素、キャパシタを強化すべき
です。
その先に、モーター、電磁石の強化も
必須です。大きな省エネ・省資源効果
も期待できます。モーターはすべての
基本です。でも進化の余地が大いにあ
ります。
自動車系以外に目を転じると、
量子ドット太陽電池は、是非とも実用化
しなければなりません。技術そのものと
しても広がりのある重要戦略技術です。
太陽電池は戦国時代。シリコンバレーも
乗り出してきました。CIGSがどこまで行け
るか楽しみですね。最初は不良率も高いで
しょうが、ものづくり面でアメリカ等がどの
くらい「日本の匠」をディジタルに吸収でき
ているかの試金石となるでしょう。
また、そうした中では、M&Aも活発化す
るでしょう。
日本の太陽電池業界はこれまで日陰の
産業でした。古い体質も残っています。
世界的なチャレンジに、新たに立ち向かわ
ないと未来はありません。
風車は、今の体質では多くは期待できませ
ん。イノベータが少なく、他人任せの依存体質
が色濃く残ります。他者を批判するだけでは
相対的に浮かび上がるかもしれませんが、
イノベーションは起こせません。責任感の
ない業界体質にも呆れます。
期待は、小型高性能風車。ユビキタス電源は
系統制約からも超越できます。夢は世界に
広がります。
バイオマスは、いいものが出てきています。
鹿島、中外炉のチャレンジに期待です。
中小水力、温泉発電、雪氷利用なども、
リッチなニッチを掘り起こさねばなりません。
ハイテク系で期待したいのは、
バイオ燃料周りの技術です。セルロース
対応酵素、エタノール分離膜、BDF水素化
分解などですね。ジャトロファの無害化が
できると大きいです。
熱電変換素子も大切です。
もちろん燃料電池の定置型・携帯型も重要
です。
PEFCの他にもSOFCなどスーパーテック
が隠れています。マイクロ改質なども忘れて
はいけませんね。
SOFCも意外な活用ができます。
燃料電池は、移動用以外からの市場創造
も重要なイノベーションパスですし、移動用
へのシナジーもあります。
イノベーション支出トップのトヨタと松下、
それに東芝、電池の三洋、日加連合の
競い合いは、「火事と喧嘩は江戸の華」
のような凄まじいイノベーション競争になり
ます。定置用を定置だけの争いと思ったら
大間違いでしょう。燃料電池の経験豊富な
富士電機も虎視眈々と沈黙を守っていま
すし。
携帯用は、表面は静かになっています。
嵐の前の静けさか、少し遠のいたかは、
今後明らかになるでしょう。デバイスの
エネルギーデマンドが上昇する限り、
燃料電池vsリチウム電池の競争は消え
ません。
省エネ系では、次世代LED、有機EL、
人工筋肉なども重要アイテムです。
資源制約に対するブレークスルーを
「エコ テック 2.0」以上の「技術」に
よって創造しなければなりません。
それは資源小国 日本にとっての責務
でもあります。
ガンバレ日本。