日本のバイオベンチャーの環境は、厳しいどころか以前よりかなり悪化している。
ひろ
色んな不祥事系のできごともありマザーズがバーを上げた(フェーズ?が二つ以上あること、大企業とアライアンスがあること、売上が20億円以上あること、単黒の実績が出てきたこと)ので、本来、シーズの探索段階でこそ活躍の場があるバイオベンチャーには、日本でのIPOへの道が益々狭くなった。(バイオ系VCファンドの利回り悪化!)

相変わらず日本のVCでは、アメリカのバイオベンチャーと対抗できるように30~40Mの投資を出来るファンドはなく、一律5千万×10数「社」からの個別分散投資しか受けられない。

日本のバイオベンチャーの環境は、いわば「多臓器不全」状態。

つまり、NIH(最近、利益相反の不祥事があるようですが・・・)のような、テクノロジードライバー兼調達先もないし、、、

WSGRのように100人規模のバイオチームが、スタートアップ段階から相談に乗り、フォーメーションや知財やそれこそFDAとのネゴも含めたサポートができるローファームもないし、、、

VCファンドは、小規模投資しかしてくれないし、、、

規制当局の運用は相変わらずだし(特に時間コストには無頓着)、、、

推進側の当局もベンチャー振興には熱心ではないし、、、

IPOマーケットは、荒らされて、羮に懲りて、亀が首をすくめるように、ハードルが高くなってしまったし、、、

うーん、暗い話ばかりですね。

「バイオバレー」やフィラデルフィア周辺のパライソとの差は、益々遠くなりますね・・・

☆ ★ ☆

でも、赤間さんの肩の力を抜かれたお話には大変勇気付けられました。

「シリコンバレーならぬバイオバレーは、 何しろ気候が良いので、前向きに物事を考 えられる」というのは、赤間さんの率直な実感だと思いますが、何かカリフォルニアの爽やかな風を送っていただいたような気がしました。

このワークショップから感じたバイオベンチャーにとっての現実的なソリューションは、日本発ならアメリカで大きくしブーメランを狙う・・・

アメリカ発の良いシーズと日本の既製大企業とのアライアンスを強化する・・・

といったところでしょうか?

いずれにせよ、JBCのみなさんと日本のベンチャー関係者との太平洋を超えた連携を強めていくことは必須でしょう。