私は、世間的にはもう引退して、いわゆる悠々自適の生活をしていてもいい年齢です、事実、19754月に一緒に日本の会社に入社した動機の人達のほとんどは引退しています。ここ数年、そんな同期の人たち、とくに一緒に東京の武蔵境というところにあった独身寮で一緒だった同期の人達10数人と、年に何回か会食したり、ゴルフしたりする機会があるのですが、私のように、途中外資系に転身した人達も、今は仕事を完全に辞めてしまい、趣味のゴルフやテニス、ブリッジなどを中心に悠々とした時間を過ごしているようです。




そういう人達と会っても、なぜか私は、羨ましいとは思いませんし、逆に、みんなの話を聞いていて、「きっと、もし、毎週のようにゴルフをしたら、自分だったらきっとゴルフに飽きてしまうだろうな」と思ったりもします。誤解のないように、言いますが、私はゴルフは大好きですし、若い頃はアメリカに駐在していたこともあり、毎週のようにゴルフをしていました。でも、今は、なぜか、ゴルフをすること自体は変わらず好きなのですが、毎週やりたいとは思わないというのが正直なところです。



仕事という部分でも、3回の転職を経て、現在に至っていますが、4つの異なる業界を経験し、職種と言う意味でも、いわゆる営業職が中心ですが、人事や、戦略なども担当しましたし、この20年は取締役として、経営にも参画しています。このように、一つの業界で一つの職種で40年以上ビジネスに関わることではないキャリアになったのも、多分私の飽きっぽい性格というか、ビジネスでも、いままでと異なることにチャレンジしてみたいと思う性格が、きっとこのような少し珍しいキャリアを歩む理由の一つでなかったかなと思っています。



確かに、それまで経験してきた業界と異なる業界にキャリアをシフトすることや、それまで営業しかやったことがないのに、例えば人事の仕事にチャレンジすることは、今までの経験や築き上げた人脈が直接使えないという意味では、一見不利に見えるのですが、実際は、異なる視点や、違う経験をしてきたからこそ、わかる部分もあって、自分で言うのもなんなのですが、ずっとその業界、その職種しか経験していない人に比べて、広い視野や、違う物の考え方ができるという意味で、結果として有利に左右したのではと思っています。



言い換えれば、「知らない」ということは、ある意味、特に30歳台や40歳台のビジネスパ―ソンの場合には、ある意味アドバンテージになるということです。

知らないからこそ、チャレンジすることに、ワクワクもしますし、新鮮な気持ちで仕事に取り組めます、そんな態度や仕事への取り組み姿勢は、周りにも、とてもいい印象を与え、また、その姿勢が、エネルギーとして周りを巻き込んで、その仕事に新しい風を吹き込んでいくという、そんな効果ももたらす場合があると思っています。逆に、同じ仕事ばかりしていると、自分でも、だんだん新鮮な気持ちがなくなり、実際はそうではないとしても、仕事の成果の質が落ちていくように感じてしまいます。



もちろん、仕事や会社をころころ変えるような転職はお勧めしませんが、私のように平均すると5年とか10年に一度、業界や会社を変わってみるというキャリアも、経験の幅や物の見方の幅を広げるという意味では、いいキャリアの作り方ではないかと思います、そして、少々乱暴な言い方ですが、同じ仕事をずっと続けていることに飽きて、新しい仕事にチャレンジすることは、そのチャレンジをポジティブなものにし、結果として、キャリアチェンジを成功させることにつながっていくのではないかと思うのです。




 

30歳台、40歳台のビジネスパーソンの方で、業務にも精通し、いろんな取引先とのビジネスも経験し、上司からの信頼も厚く、責任感をもって仕事に取り組んでいる中で、よく見かける問題があります。


それは、お客さんから信頼されたいという気持ちが強すぎるせいか、また、仕事にまじめすぎるせいか、お客さんの担当者や担当課長から、どう考えても、理不尽な依頼事や、質問をされても、何とかそれに応じようと四苦八苦しているケースです。


もちろん、そのお客さんも悪気があって、理不尽になっているケースは少ないと思いますが(もし本気でやってるなら、それは完全にパワハラの一種です。)その担当者の方の上司からの依頼だったり、何かの理由で、とにかく、まずは頼んでみようというような、深く考えない、単純な理由からそんな行動に出ているケースが多いのではと想像されます。




よく言われるように、一般的に、ビジネスも商売ですので、お客さんに「No」というのは、決して簡単ではありません、ただ、丁寧に理由を論理的に説明し、「これはいくらなんでも、こちらに依頼することではないでしょう」というメッセージを、やんわりと伝え、相手からの依頼を突き返すことは当然すべきですし、また、そういうテクニックを身に着けることも、ビジネスパーソンとしてのCommunicationのスキル、いや大切なお客さん対応スキルの一つと言えましょう。


お客さんとの本当の信頼関係というのは、単に物やサービスを競争力のある価格で売ることではなく、取引先として、とても信頼でき、また、いろんな情報を共有したり、時として、相談にも乗ってもらえるような、そんな関係こそが、取引の枠を超えた信頼関係だと思います。B2Bの世界では、お客さんもこちらも互いに会社を代表して、ビジネスをしているわけですので、その意味でも、時と場合によって、もし、お客さんの考えや言動が明らかに間違っている場合は、「断ると角が立つ」という理由で、対応するのではなく、丁寧に、またやんわりと論理的に、間違っていると言ってあげることが、本当の意味での信頼関係だと思います。これは部下を指導するときにも、とても大切なポイントだとおもいます。




 

私が昔勤めていた日本の商社での話ですが、私が所属していた部門では、多くの社員がいわゆる海外駐在の経験者でした。(もちろん、昔の話ですので、男性社員だけの話ですが。。)


海外といっても、アメリカ、中東、東南アジア、ヨーロッパといろんな国の駐在経験者が

まわりにごろごろいたのですが、その中で、当時私が所属していた部の部長さんはじめ、アメリカ駐在の経験者の先輩たちは、ほとんどの方がニックネームで呼ばれていました。


もちろん、伝統ある大きな商社ですので、上司や上上司の方に面と向かってニックネームで呼ぶことはあり得ませんが、上司のかたを同僚や先輩と話すときには、皆なニックネームで呼んでいました。部長さんはJoeさん、次長さんはKeiさん、そして課長さんはCaseyさんという感じでした。 


部長さんと課長さんはLos Angelesの駐在経験、次長さんはNew Yorkの駐在兼健があり、駐在中に現地のビジネスパーソンのサークルに溶け込むために、そういうAmerican Nick Nameをつけて、自分のことを売り込んでいたことが、帰国後もニックネームで呼ばれることになったようです。このほかにも、隣の部には、Macさん、Yoshiさん、Hiroさんなど、必ずしもAmeicanではないにしても、多くの先輩がニックネームで呼ばれていて、それが、いつもは怖い感じの上司たちにも親近感がもてる一因になっていたように記憶しています。



皆さんの会社でも、例えば、プロ野球の前田投手のように、名前を省略して、「マエケン」

などのように、ニックネームで呼んだり、呼ばれたりしている方がいると思いますが、ニックネームは特に、グローバルの世界で仕事をする際には、発音しにくい日本語の名前(特に苗字)よりも、周りの方からは覚えやすいので、とても便利でかつ、有効だと思います。


かくいう私も、20歳台後半に初めて駐在したヒューストン時代に、先輩や上司から、「とにかく、現地のビジスパーソンのサークルに入れ」という命を受けていたこともあり、現地に赴任後すぐ、オフィスの仲間にAndyというニックネームをつけてもらい、最初は若干照れていましたが、すぐに自分でも自分をAndyと呼ぶようになり、以後40年、いまでも、社内外において、日本国内でも、AndyとかAndy さんとか呼ばれています。



私はこの20年近く外資系の会社で仕事をしていますので、前述しました、日本の会社とはちがい、いまでは日本人社員の方でも、私に面と向かって「Andyさん」と呼びかける人も沢山います、また、中国や、タイなど、仕事でよくいく同じ会社の現地の社員の方々も、みんな私をAndyと呼びますので、彼らからすると覚えやすく、また、私にとっても、自己紹介も簡単で、とても便利に使っています。現在も英語の名刺にもAndyと書いています。


私の場合は、HiroとかKenとか、日本語のFirst NameをもじってニックネームにならないFirst Nameであることと、駐在先がアメリカであったということで、Andyというニックネームになったわけですが、発音しやすければ、どんなニックネームでもいいので、とくにグローバルな仕事に携わっておられるビジネスパーソンには、ニックネームを使うことを強くお勧めします、本当に、これは体験上いえますが、とても有効です。




 

かなり昔の話ですが、日本の商社に勤めていた頃のことです、山崎豊子が「不毛地帯」を執筆中に取材を受けたことがあるという伝説をもつ、ものすごく個性豊かな上上司の方がおられました。その後この方とは、私が、アメリカのヒューストンに駐在していた期間中にこの方がニューヨークのアメリカ本社に赴任されたことで、私の直接の上司として、2年間ほど一緒に仕事をさせていただき、いろんな意味で仕事への取り組み方や、考え方を教わることができ、思い起こすと、たいへん貴重な経験をさせていただきました。


アメリカから帰任されたのちは、日本の本社で本部長に就任され、其のころ本社に戻っていた私を、本部長付に取り上げていただきました。




この方は、中堅や若手社員からみるとカリスマ的な存在で、発想や行動力がとにかくすごくて、いつも皆を驚かせては、「ひひひzzzz」というような笑いで、一人楽しんでおられるような振る舞いをされていましたが、実際はものすごく考え、準備され、計算されて、いろんな行動をとり、また、改革を推進されていたと記憶しています。


今でも覚えていますが、東京の本社に戻り、本部長に就任された時、この方は、「自分の本部にある3つの部を毎日みてまわるのは、広くて、とても時間がかかるので、俺はローラースケートで、オフィスの中を走ってみてまわる」と真顔で言われて、周りをあっといわせてました。結果、さすがにローラースケートで走ることはされませんでしたが、毎日、現場にこられ、担当者と直接会話をするという、今までの本部長とはことなる仕事のやりかたと、担当から聞いた話を基に、すぐにいろんな行動に移し、本部の中のルールもどんどん変えていかれたことを覚えています。


この方の言葉で今でも覚えているのは、「自分が新しい仕事に就いたら、まず、それまで前任者がやってきたやり方を全部否定して、自分が思うやり方に変えればいい」という言葉です。もちろん現実の世界では、そんなやり方をすると、部下や周りと軋轢を生じてしまうでしょうが、いわゆるMind Set、心の持ちようとして、そのくらいの気持ちで、つまり「やりかたを変える」という視点で、新しく自分が取り組む仕事を見てみなさいという、そういうアドバイスだったと思います。



私がこの方から、こういう「改革」マインドを習ったことは、のちに、私が42歳の時に、外資系メーカーの日本法人の人事部長として転職した際に、就任後、一週間目に「私は全社員と最低一時間ずつ面談し、社員の生の声をききたい」とぶち上げ、当時約500人いた社員との個別面談を始めました。さすがに業務が多忙で、500人すべての方と面談することはできませんでしたが、約300人の方とは面談でき、そういう行動をとったことで、社内のことがある程度理解できるようになり、また、生の声を聴いてなかった、他の役員さんたちよりも、現場に精通することもでき、結果、自分の仕事に対して自信ができたと記憶しています。




このように新しい仕事に就くときは、改革を始めるまたとなチャンスです、そして、その改革は、まず、いままでその部署でやってなかったことを始めることが、周りから見て、一番わかりやすい取り組みになり、その取り組みがいろんな意味で注目を集めることとなり、有形無形に、仕事にプラスの効果を生み出すことになりますので、皆さんも是非、参考にして、「改革への行動」をとってみてください。



これは、最近も実際にあったことですが、同じ会社で、今の部署から他の部署へ異動しないかという問いかけに躊躇している中堅社員がよくいます。彼ら、彼女らの躊躇の理由は、いままで経験したことのない部署にいって、失敗することのリスクを考えるからだそうです。


そんなリスクの何倍も、何十倍ものリスクをとって何度も転職してきた私からみると、「何を言ってるんだ」と一喝したいところですが、メンターとしては、それはNGなので、「ビジネスパーソンとしての経験の幅を広げ、違う物の見方を身に着けるためには、違う経験が必要だよ」と優しく諭すようにアドバイスしますが、本音のところは、そんな失敗するしないではなく、もっと自分から進んで、「今までやったことのない仕事をやりたい」とどうして自分から言わないのか、不思議でなりません。




新しいことを経験しないで、ずっと同じ仕事をしてれば、ある意味、その業務には精通し、その分野には自信をもって仕事をすることができるでしょうが、同じ環境、同じ仕事では、今までに経験したことのない物の見方や、新しい発想を得ることは極めて難しいと思います。ビジネスパーソンにとって、いい仕事をし、その成果から自信を深め、成長していくプロセスはとても大切です。新しことにチャレンジし、不安のなか、試行錯誤し、時には失敗もし、そこからまた努力して、周りにも助けられ、なんとか成果を出していくという経験は、同じ仕事をずっとやって自信を深めていくよりも、その何倍もの自信となり、また、知識や物のみかたの幅が広がり、結果、考え方の異なる人達とも協力して仕事をしていく柔軟性をも得ることができると思います。



このように、新しいチャレンジを自ら求めていくような姿勢で、経験を積み重ねていくことを常にポジティブいにとらえることを心がけることが、ビジネスパーソンとしての成長につながりますので、是非、新しいチャレンジにTryしてください。




 

 

一流企業、とくに金融関係に勤めていたりすると、日経新聞を毎日読むのが、なんかファッションというか、かっこいいというか、そんな理由で毎日読んでいるビジネスパーソンも多いのではないかと思います。


いや、事実、日経新聞には経済、政治や金融、商品市場について、専門的なことが幅広く書かれていますので。でも、現実、ものすごく専門的すぎて、金融や経済の基本的なことをちゃんと理解していないと、読んでも、よくわからない記事が多いというのが、ビジネスパーソンの皆さんの正直なところではないでしょうか? でも、やっぱり、日経新聞読まないとということで、読んでいる人も多いのではと思います。


昔、私が30歳台の頃、商社でいわゆる原油トレーダーをしていたころ、WTIの値動きや、今後の相場の動向予測などの記事を依頼されて日経新聞に書いていたことがありますが、書いていても、

「こんな専門的なこと、どのくらいの人が読んでわかるのだろうか」と思って書いていたことをよく覚えています。






このように日経新聞は、日刊の新聞であるという理由もあり、一つ一つの記事が深堀されておらず、前述したように、専門的な内容も多く、個人的には正直あまりお勧めできません。


一方、週刊の日経ビジネスは、最近の経済ニュースのハイライト、時事ネタの特集や、企業の社長談話、スタートアップ企業の紹介、英国Financial Timesの記事の翻訳など、バラエティに富んだ内容で、かつ、専門的な分野の記事も比較的やさしく書かれてあります。もちろん、すべての記事に「結論」があるわけでなく、「あとは自分で勉強して答えを見つけろ」的な情報源として極めて有効だと思います。


例えば、ビジネスでの顧客訪問時の雑談の中での話題の一つとして、また、新しい技術やビジネスモデルなど、より深く知ろうと思う題材の導入として、日経ビジネスは、とくに30歳台、40歳台のビジネスパーソンにはお勧めの週刊誌です。


情報を自分の知識に変えるためには、それなりの努力が必要で、自分で掘り下げて勉強する必要がありますが、その意味でも、日経新聞には情報が多すぎて、なかなか掘り下げようとするきかっけがつかみづらいように思います、この観点でも、日経ビジネスのほうが、情報がトピックスとして、一つのストーリーをしてまとめられているので、記事を読んで得た情報をそのまま自分の知識として掘り下げていくことが比較的容易だと思います。




漠然と、「もっとビジネスについて勉強したい」と思って、本屋にいって、ビジネス書のコーナーで30分いろんな本を眺めていても、なにから読んでいいのか、迷ってしまうと思いますが、日経ビジネスを毎週読んでいれば、必然てきに、世の中の動きや、経済動向などが理解できるようになり、また、自分が取り組んでいる仕事と関わりのある記事にでくわすこともあり、とても、入りやすい経済誌だと思います。



昔、News Weekなども購読していたこともありましが、日経ビジネスも年々進化し、内容もより広範囲かつ、時流に沿っていると思いますので、まだ、読んでいない方は是非試しに、図書館で見てみるなりしてみてください。

 

 

一般的に年齢を重ねると、朝早く目が覚める傾向が強くなるようですが、それとは関係なく、例え30歳台や40歳台のビジネスパーソンにも、小さいお子さんが起きる前、平日のあわただしい、朝の支度が始まる前の午前5時ぐらいに起きるビジネスパーソンが結構多くいます。私がメンターをしている30歳台、40歳台のビジネスパーソンの中にも、何人か、まだお子さんは小学生かそれ以下という家族構成ですが、ほぼ毎日午前5時ぐらいに起きて、本を読んだり、通信教育をやったり、たまった仕事をこなしたりと、とても生産性高く、早朝の1-2時間を有効に活用している人がいます。


この人達に共通していえるのは、皆自己啓発や、ビジネスパーソンとしての向上心が非常に高いということです。あと、一昔前なら、家庭を犠牲にしても仕事が優先という、いわゆる猛烈型がもてはやされた時代もありましたが、今はWork Life Balanceがとても大切という価値観の時代ですし、私もそれは同感です。そんな時代でも、朝をうまく活用すれば、ビジネスパーソンとしてのチャレンジと、家庭をうまく両立させながら、自分の知りたいこと、身に着けたい知識の習得などに必要な時間をうまくねん出することができると思います。



私の場合は、年齢的なもので、毎朝早く起きますので、直接参考にはなりにくいですが、それでも、早朝というのは、よほど、前の夜に飲みすぎて二日酔いでもない限り、頭はすっきりとして、普段よりも回転が速く、同じことをやるにしても、より集中できて、極めて有効な時間の使いかただと思います。

「朝活」と称して、勉強会などを催している会社や人達もいるように聞いていますが、この朝の時間の有効な使いかたが、できると、必然、一日が長く使えますし、また、夜就寝時には、いい意味で心身ともにつかれていますので、基本寝つきよく、眠れる可能性が高まるのではと思います。


皆さんの中には、低血圧であるとか、いろんな理由で、「午前5時に起きるなんて。。」と言う人もいるかもしれませんが、そんな人でも、とても楽しみにしている旅行や、ゴルフや、魚釣りで早朝に起きなければならないときは、文句もいわず、ちゃんと起きるわけですので、「そんなに早くは起きることができない」というのは、単なる言い訳でしかないのは、明白です。


是非、皆さんも、朝5時に起きて、仕事をするなり、勉強するなり、自己啓発的に、頭がよく回転する時間帯をうまく活用してみてください。

早起きは間違いなく三文の徳です。



私は過去に3度転職を経験しています。一度目は日本の商社からアメリカの投資銀行に39歳の時、二度目はカナダが本拠の通信機器メーカーの日本法人に42歳の時、そしていまのドイツが本社の物流企業に52歳の時。


いずれのケースも、ほぼ40歳から50歳台での転職ですので、当然受け入れる会社、組織の目は、「即戦力」「お手並み拝見」というようなものでした。

これは、あとで、いろんな方からも教えてもらったり、本で読んだりもしたのですが、私は実践的に、転職後には、なるべく早く、自分の方針、目標を社内にはっきりと示すことが必要と感じ、新しく移った会社で部下の人達を集めて、「自分は今後こういうことをやりたい」というような所信表明というか方針と目標を説明しました。いずれのケースも転職後3か月以内だったと思います。




転職しても、受け入れる会社や上司によっては、「まず社内のことをよく勉強して、それから自分の意見や経験を生かして、、、、、」などと、優しく(結果として、こういう受け入れ方はまったく優しくなく、むしろ、転職を失敗させる可能性大です)プレッシャーをかけないようなアドバイスをする場合もあるでしょうが、私は、新しい会社の周り、とくに部下になる人達は、即戦力が期待されて転職してきた、自分の新しい上司には、そんな悠長な対応を決して許すことはないと思います。



自分たちより、高い給料をもらい、自分たちよりも、その会社や事業、組織のことも知らないのに、いったい何ができるのかと、そういう目で彼らは転職してきた貴方を見るのですから、当然、彼ら、彼女たちとの違いを見せる必要があるわけです。



ここで大切なのは、いわゆるFresh Eye、新しい、客観的なものの見方をして、転職した会社、組織、業務プロセスなどを見ることです。どんな会社、組織にも、弱点や欠点はあるものですから、そういうFreshな目でみれば、自ずから、正すべきところは見えてきますし、そういう部分と自分のこれまでの経験や知識を生かせば、自分なりに最初の100日で何をやるか、そして何をどう変革するかという方針を示すことができると思います。



この最初の100日、First 100 daysという表現は、アメリカの大統領が新しい人になったときに、その大統領が自ら、最初に何から手をつけていくかを語る所信表明の方針のことを表す言い方としてして使われています。皆さんも是非、大統領になったつもりで、転職を本当の意味での自分のStep Upとなるよう、最初の100日プランを練ってみてはいかがでしょうか?




数年前まで、事務系の仕事や、定型化できる、簡単な法律業務や、申請作業など、多くの仕事が数年以内にAIに取って代わられ、結果、大量の失業時代が来るのではないかとか、AIを使う立場にならないと、時代に取り残されるというような、Aiが世の中の仕事を大きく変えるというような、いわば、Future Shockのような論文や、学説があったように思います。





あれから、数年、確かにAIはすごく身近なものになりました、顔認証や、Hello GoogleAmazon Echo Alexaのように、スマホや家庭で毎日使っている人も多いのではないかと思いますが、一方で、革命的に多くの仕事がAIに取って代わられたということは起こっていません。


また、日本のみならず、世界のいろんな企業で、Aiを使って、データアナリティックス、需要予測などを用いて、新しいビジネスのやり方を模索する取組みをすべきという、ある種のバンドワゴン現象が生じ、結果、AIの機械学習や深層学習をデザインするアルゴリズムが理解できるAIエンジニアの採用に、各企業が躍起になり、結果、この種のAIエンジニアが年収2000万円以上でも、なかなか採用できないなどという事態になっているようです。


でも、「あなたの会社でAIを使っていますか?」という質問に対して、大企業に勤めている人でも、「はい、 XXXXにおいてAIを使っています」と答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか?


その原因の一つは、AIが目に見えるところで使われている例がそんなに多くないということと、前述したような、革命的な仕事や業務へのAIの活用というところまでは、進んでいないという現実があるからだと思います。



もちろん、AIを本当に理解し、実際にAIを使うような立場になるためには、アルゴリズムにも精通し、かなり専門的、数学的な勉強をする必要があると思いますが、そもそもAIってt何か、AIを使ってなにができるか、AIをビジネスでどう使えばいいか、というような根本的な知識は、それなりに本を読んだり、通信講座で学んだりすれば、理解できるわけで、「知らないから難しい」と思ってしまったり、人に説明できないという状況にはならないよう、是非、そんなAIの基本については、ちゃんと勉強しておくことをお勧めします。




これまで、テーマを決めて、特に30歳台や40歳台のビジネスパーソンの方々を意識して、投稿してきましたが、ここで、一度、これまで書いてきたテーマを総括したいと思います。

下記のように、まず、「メンターAndyのアドバイス」と題して、全部で17のテーマについてお話していますが、ここでは、メインのメッセージとしては、焦らずに、目盛りを大きく、目線を高く、貪欲に、また、謙虚に、知らないことを知ろうとして勉強してほしいというものです。とくに、強調したいのは、大学を卒業して社会にでると、そして、家庭をもち、子育てが始まると、ビジネスについて勉強する人がどんどん少なくなってくるように思います。それぞれの人の人生感ですから、強要はできませんが、やはり、ビジネスは奥が深いので、勉強する人としない人の差がどんどんついて、40歳台、50歳台になると、それがその人の自信にある、ないにつながってくるように思い、結果として、より大きな仕事を任せられたり、組織の中で、重要な役職につけるかどうかにつながっていくように思います。


続いて、「グローバルに通用するビジネスパーソンとは」と題して、8つのテーマでお話しています。 帰国子女や、海外での勤務経験があれば、すぐそれがグローバルに通用するのではなく、総合的な知識、経験、個性、情熱、そして人間的な魅力が、グローバルのビジネスシーンで周りから一目置かれるような存在かどうかの重要な要素だという点についてのメッセージです。




記事一覧のところから、ご興味のあるテーマの記事を是非、お読みください。

なお、次回からは、その日に考えたり、体験したことをブログ記事にして投稿したいと思っています。

 

メンターAndyのアドバイス

     他の人と自分を比べるな

     転職先は人で選べ

     自分が何をしたいかを考えよ

     30歳台は寝ないで勉強せよ

     自分の得意科目を明確にせよ

     周りから可愛がってもらえる人になれ

     あせるな、目盛りは大きく

実践的アドバイス

     「物」を売る経験をして欲しい

     準備がすべて

     目線を変えて考えてみよう

     「恥ずかしい」と思うのは大事なこと

     自身と慢心、謙虚と弱気の違いについて

     人から学べ

       評論家になるな

     不運を嘆くな

     環境を選べ

     日本の会社と外資系の会社の違いを理解せよ

グローバルに通用するビジネスパーソンとは

 

     れは英語力の問題なのか?

     はたして英語力だけだろうか?

     根本的な考え方や仕事やキャリアへの取組みの考え、つまり価値観の問題

     最も必要なのは経験

     ただ経験だけではだめ、発想、感性、そして貪欲さが求められる

     大事なのは、好奇心、まめさ、そして、単純にかっこよくなりたいと思うこと

     必要なのは仕切れる能力、知識、自信、

     それは、ビジネスパーソンとしてのスタイルを作っていくこと