グローバルに通用するビジネスパーソンとは ⑮ 「「必要なのは仕切れる能力、知識、自信」
これは、「外資系の会社と日本の会社の違い」というテーマで以前書いたことと重複する部分もあるのですが、欧米の多国籍企業資の会社では、例え社長であっても、その会議の一番役職の人が、基本会議を仕切るというのが基本的なルールとなっています。従って、その一番上の人が、会議での議論を主導し、結論をまとめ、次のアクションを皆に通達、共有して終わるというのが基本的なプロトコールとなります。従って、基本、資料や会議の進行に必要なパワーポイントのスライドは仕切る立場である上司、上の役職の人が準備し、それに基づいて会議が進行していく形になります。このように、ビジネスのグローバルスタンダードでは、その人の役職にかかわらず、議論や会議を仕切るということがとても大切なリーダーシップの要素なのです。
この仕切れるということは、英語でいうOwnership、つまり、強い当事者意識の表れであり、強い責任感であり、そして、コミットメントとして周りからも受け取られるわけです。
よく言われるように、例え上の役職であったとしても、細かいことまでも理解しようとし、現場におりてゆき、自らが動く、いわゆる「バンズオン」のスタイルが求められます。
そして、ハンズオンで仕事をリードしていくためには、当然現場の状況や細かいポイントまで理解できるだけの知識が必要となり、そして、なによりも、人を巻き込んで進めていくというエネルギーが必要となります。
日本の一流会社でも、最近は役員レベルの方々にも、このハンズオンタイプの方が増えてきているように思いますが、それでも、まだまだ、日本の大きな会社の、いわゆる「偉い人」は事務局や担当の人が準備した資料をもとに、意見をいうというスタイル、また、最悪場合は、自らが責任をとらないで済むように、結論をあいまいにするような会議の仕切りかたをする方もおられるようです。 私見ですが、このタイプのかたは、いかに優秀であるとしても、間違いなく、世界には通用しないと思います。
世界的で活躍するビジスパーソンは、その人がどこの国の人であれ、総じて、みんなこのハンズオンタイプの仕事のやり方です。そして、皆そうですが、自信にあふれ、高いエネルギーレベルで仕事に取り組んでいます。
