スタンドアップ
本年度、ゴールデン・グローブ賞、2部門ノミネート!
『シャーリーズ・セロン(「モンスター」)が主演女優賞、
フランシス・マクドーマンド(「ファーゴ」)が助演女優賞)』。
松竹モンスター プレミアム・エディション
ジェネオン エンタテインメントファーゴ
「本年度アカデミー賞最有力」という文字が多々並ぶ新作映画の中で
この映画は本当に、その栄光を掴むに近い映画ではないだろうか?!
実際に起こった「セクハラ訴訟」が題材の問題作。
暴力夫、父親の違う2人の子供を持つジョージー(セロン)。
当時、鉱山で働く数少ない女性達は、
信じられないようなセクハラを受けていた。
男の仕事をとる女……
男達の嫌がらせは想像を絶する。上司にちくれば「嫌ならやめれば?」という一言。
上司っても男だからね……
それぞれに不遇な境遇の彼女達はどんな辛い状況でもやめるわけにはいかない。
だから「我慢」して、決して表ざたになどしない。
だが、主人公は立ち上がった・・・女性の権利を勝ち取るために。
原題は「NORTH COUNTRY」。
邦題の「スタンドアップ」はなかなかいい題だと思う。
この訴訟はセクハラ法律のパイオニア的訴訟のようだ。
初めての道を開く事は簡単ではない。
特に女性というだけで潰され、信用されず、逆にさらし者の様に扱われる主人公。
時に女の敵は男だけでなく女の時もある。
それでも立ち上がれ!そんなメッセージは観ている者の心を熱くする。
どんな逆境にいたとしても、「負け犬」なんかじゃない。
「負け犬」とは、「自分の弱さのために真実を語れない者」。
自分を、明日を変えたいならば、立ち上がるしかないんだ……
シャーリーズ・セロンの演技も見事であるが、
脇役のフランシス・マクドーマンドやショーン・ビーンも光っている。
監督は「クジラの島の少女」で一躍脚光を浴びたニキ・カーロ。
アミューズソフトエンタテインメントクジラ島の少女
男女同権、雇用均等……
そうはいいながらも男尊女卑の色をいまだ濃く残す現代社会。
だが、彼女達をみていると、自分達がいかに恵まれた状況で働けているかを
思い知らされる。彼女達の「勇気」が未来(現代)を変えたのだ。
そう、彼女達のように、真実を伝える勇気を持っていれば
きっと明日は変えられる……そう思える映画なのである。
(2005年・アメリカ映画)
(芝田 佳織)
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