サハラ 死の砂漠を脱出せよ
全世界で1億2000万部を売り上げるクライブ・カッスラーの
冒険小説“ダーク・ピット”シリーズ。
その中でも傑作との呼び声の高い第11作「死のサハラを脱出せよ」の映画化。
アメリカではトム・クランシーのジャック・ライアンシリーズ
(「レッドオクトーバーを追え」「トータル・フィアーズ」など)
より高い知名度を持ちながら、原作のスケールの大きさと、存命の作者のOKが
なかなかとれず、映画化不可能とされてきたシリーズだ。
物語の舞台は南アフリカ。
優秀な特殊エージェントとトレジャーハンターの二つの顔をもつピットは
マリの国境で発見された一枚の金貨に魅せられる。
その金貨は南北戦争時に莫大な財宝とともに消えたとされる甲鉄艦の存在を
確信させるからだ。
彼は相棒のアルと共にマリへと向う。
一方、ナイジェリアでは奇妙な疫病が流行していた。
WHOのエヴァはその原因を探るため感染源とされるマリへ。
国境が封鎖されているため水路からマリへ入ろうとピットらに協力を要請。
そしてこの3人は死の砂漠・サハラへと…
エヴァの命を狙い、次々と襲いかかる謎の敵。
なぜなら感染源には恐ろしい陰謀が隠されていたのだ。
シナリオを始めて間もない人がよく陥る事。
それは「主役より脇役の方が魅力がある。主役が誰かわからない」って事。
まさかプロになってそんな脚本はないだろう…と思っていた。
しかし、しかしここに存在した。
この映画の主役は「ピット(マコノヒー)」でも「エヴァ(ペネロペ)」でもない。
ピットの相棒「アル(スティーブン・ザーン)」に違いない!!
(そう思うのは私だけ?)
ザーンはどちらかというと「かわいい顔」をしていてどうも強そうには見えない。
きっと相棒といいながら、いつも肝心な時にドジってピットに助けられる
三枚目キャラだと思い込んでいた。
しかし、アルも元特殊部隊出身の凄腕。
銃を打たしても、何をさせても、ピットに劣らず…どころか危険なところは
全てアルが担当。
迫る危機、ほとんどアルが対処してない??
極めつけはクライマックスのシーン。
「世界危機」にまで陥りそうな陰謀と捕まっているエヴァを助ける事。
どちらに主役をいかせるか?確かに悩むところだろう。
恋愛物としたらヒロインを助けるべき。
でも、これはアドベンチャー&アクションものだよ。
だったらやはり、主役は一人の女より世界を救って欲しくない?
でも、結局世界を救いに行くのは、アルなんだよね。
このザーンが演じるアルっていうキャラクター。
本当に素敵なんだ。これからは「ピットシリーズ」より「アルシリーズ」を
つくって欲しいくらい。。
作品としては、前半すこしテンポが悪くて「あれ?期待はずれ?」と思うかもしれない。
でもそこを頑張ってくれれば、中盤からかなり面白い。
(でも、内容的に金貨から外れていくから、どこに向っているのか一瞬わからなくなる。でも大丈夫。ちゃんと繋がるから)
マコノヒー&ザーンは本当に特殊部隊に入って特訓を重ねたらしく、砂漠の闘いにも
違和感はない。(っていうか似合いすぎ)
そこは製作にも携っているマコノヒーの完璧主義がキャラクターのリアリティーを
高めているんだ。
余談だが、作者が存命なゆえ、なかなか主役を演じる俳優にOKがでなかったらしい。
作者は有名な俳優でなく、この作品でグンと人気がでるような俳優を抜擢したかったそうだ。
始めはヒュー・ジャックマンの予定だったが「Xメン2」と重なりアウト。
ジョージ・クルーニーも有望視されたが結局有名すぎて?アウト。
それでマコノヒーってのも失礼かも?
でもクルーニーじゃちょっと年が……ね??
多分、この作品は「007」みたいな感じでどんどん続編がでると思われる。
やはり「1」を観ておかないと駄目でしょ~
私のおススメ「アル」も含めて是非一度ご覧頂きたい作品なのである。
(2005年・アメリカ映画)
(芝田 佳織)
冒険小説“ダーク・ピット”シリーズ。
その中でも傑作との呼び声の高い第11作「死のサハラを脱出せよ」の映画化。
アメリカではトム・クランシーのジャック・ライアンシリーズ
(「レッドオクトーバーを追え」「トータル・フィアーズ」など)
より高い知名度を持ちながら、原作のスケールの大きさと、存命の作者のOKが
なかなかとれず、映画化不可能とされてきたシリーズだ。
物語の舞台は南アフリカ。
優秀な特殊エージェントとトレジャーハンターの二つの顔をもつピットは
マリの国境で発見された一枚の金貨に魅せられる。
その金貨は南北戦争時に莫大な財宝とともに消えたとされる甲鉄艦の存在を
確信させるからだ。
彼は相棒のアルと共にマリへと向う。
一方、ナイジェリアでは奇妙な疫病が流行していた。
WHOのエヴァはその原因を探るため感染源とされるマリへ。
国境が封鎖されているため水路からマリへ入ろうとピットらに協力を要請。
そしてこの3人は死の砂漠・サハラへと…
エヴァの命を狙い、次々と襲いかかる謎の敵。
なぜなら感染源には恐ろしい陰謀が隠されていたのだ。
シナリオを始めて間もない人がよく陥る事。
それは「主役より脇役の方が魅力がある。主役が誰かわからない」って事。
まさかプロになってそんな脚本はないだろう…と思っていた。
しかし、しかしここに存在した。
この映画の主役は「ピット(マコノヒー)」でも「エヴァ(ペネロペ)」でもない。
ピットの相棒「アル(スティーブン・ザーン)」に違いない!!
(そう思うのは私だけ?)
ザーンはどちらかというと「かわいい顔」をしていてどうも強そうには見えない。
きっと相棒といいながら、いつも肝心な時にドジってピットに助けられる
三枚目キャラだと思い込んでいた。
しかし、アルも元特殊部隊出身の凄腕。
銃を打たしても、何をさせても、ピットに劣らず…どころか危険なところは
全てアルが担当。
迫る危機、ほとんどアルが対処してない??
極めつけはクライマックスのシーン。
「世界危機」にまで陥りそうな陰謀と捕まっているエヴァを助ける事。
どちらに主役をいかせるか?確かに悩むところだろう。
恋愛物としたらヒロインを助けるべき。
でも、これはアドベンチャー&アクションものだよ。
だったらやはり、主役は一人の女より世界を救って欲しくない?
でも、結局世界を救いに行くのは、アルなんだよね。
このザーンが演じるアルっていうキャラクター。
本当に素敵なんだ。これからは「ピットシリーズ」より「アルシリーズ」を
つくって欲しいくらい。。
作品としては、前半すこしテンポが悪くて「あれ?期待はずれ?」と思うかもしれない。
でもそこを頑張ってくれれば、中盤からかなり面白い。
(でも、内容的に金貨から外れていくから、どこに向っているのか一瞬わからなくなる。でも大丈夫。ちゃんと繋がるから)
マコノヒー&ザーンは本当に特殊部隊に入って特訓を重ねたらしく、砂漠の闘いにも
違和感はない。(っていうか似合いすぎ)
そこは製作にも携っているマコノヒーの完璧主義がキャラクターのリアリティーを
高めているんだ。
余談だが、作者が存命なゆえ、なかなか主役を演じる俳優にOKがでなかったらしい。
作者は有名な俳優でなく、この作品でグンと人気がでるような俳優を抜擢したかったそうだ。
始めはヒュー・ジャックマンの予定だったが「Xメン2」と重なりアウト。
ジョージ・クルーニーも有望視されたが結局有名すぎて?アウト。
それでマコノヒーってのも失礼かも?
でもクルーニーじゃちょっと年が……ね??
多分、この作品は「007」みたいな感じでどんどん続編がでると思われる。
やはり「1」を観ておかないと駄目でしょ~
私のおススメ「アル」も含めて是非一度ご覧頂きたい作品なのである。
(2005年・アメリカ映画)
(芝田 佳織)