文化資本とは、お金やモノと違い
文化的な資本のことをいいます。

つまりは文化を理解する素養、
生み出す能力などです。

それがなぜ資本なのかというと、
お金やモノと同じように
あるとないとでは大きく違うからです。

そして、この文化資本というものは、
これからの正解のない時代、
正解が必要とされない時代において
とても必要な能力の源泉となるものだといわれています。

絵画や舞台などを理解したり、
生み出したりする行為には正解はありません。
でも、多くの人に良いと感じてもらえなければ、
それらは成り立ちません。
誰も良いと思わない絵や舞台は必要とされないから。

人の気持ちを組んだり、人から指示されるものを作る能力が
これからの時代には必要とされ、
そのために文化資本が注目されているわけです。
一部の識者には、ですけど。

で、この文化資本に関していえば、
地方と比べて都会在住者が圧倒的に有利なわけです。
モノはネットで買えますが、本物の経験はネットでは得られないので。
その不平等さを憂いて、地方の人に文化資本に触れてもらおうという
取り組みをしている団体や人もいますがやはりまだまだです。

というのも、そもそも地方の人は文化資本が乏しい。
親の世代から文化資本に乏しい生活を余儀なくされてるわけで、
子供たちに文化資本を与えようとは思わないわけです。
この時点で都会の人との格差が生じています。
これは他の資本と同じ現象を起こします。
つまり、金銭的資本の乏しい親の子供は金銭的に苦しむ。
そのループです。まだ金銭はわかりやすいからいいですが、
文化資本は理解されにくいので、どこかで意識改革されない限り
ずっと引き継がれます。気づいて得ようとしても簡単には得られません。

なので、文化資本に触れられる機会がある人は、
努めて触れたほうが良いのです。後々のために。
塾なんか行かずに美術館やコンサートに通ったほうがいいんです。
少々荒っぽい話ではありますが。

そのことにいち早く気づいた私ですが、
残念なことに自分の子供には文化資本を与えることができてません。

それは母親が文化資本の大切さに気づいてないからです。

子供の教育については母親が全権を握ってますので、

私にはどうすることもできず、ただただ残念な思いをするだけです。

 

ほんとお前さんたちは馬鹿だね〜と寅さんばりにぼやきたい気分です。