多くの仕事は一人でやるのではなくチームでやるもんです。

売上とか一社員が気にしないで良い会社は、

社員は仕事のことだけを考えてればいいのですが、

私が所属している会社は、個人で売上を計上していくやり方なので、

案件の利益をメンバーの貢献度に応じて振り分けることになります。

とはいえサラリーマンなので、あまりシビアには分けませんが。

 

例えばパンフの売上が200万だとする。

印刷代などを除いた利益が150万だとして、

ディレクターの取り分、ディレクション料は30万ぐらいにしてます。

デザインが100万ぐらい計上してるわけです。

でも、これは対外的な化粧であって、実質は違います。

社外に出した際は70万ぐらいに抑えますので、

ディレクション料は70万、つまりデザイン料と同じになります。

ただ、対外的にはディレクション料ってなに?ってなることが多いので、

そこは抑えめに化粧させるわけです。

 

さて、ここに営業が加わる場合どうなるか。

1割ぐらいが営業手数料なので営業は20万ぐらい取ります。

では、ディレクション30万と相応の働きを彼らがするのかというと

実質額は5万程度です。それぐらいの貢献度しかない。

でも、同じ会社なのでそこらへん厳しくはしません。

 

さて、貢献度を作業比率に対応させるとこうなるのですが、

これではうまくいかなくなると思います。

デザイナーは100万欲しい。ディレクターも70万は欲しい。

営業は20万欲しいとなると、190万の利益を確保しないといけなくなる。

単純に単価を上げるしかなく、そうすると客が離れる恐れがあるわけです。

ただ、誰もが損になる設定であれば、そんな仕事はしないほうがいいし、

その程度のお金しか取れない会社は解散すべきだと思います。

 

で、結論ですが、貢献度は作業比率ではなく、

存在意義に順ずると良いと思います。

例えばデザイナーがいないとデザインができませんから、

デザイナーは自ずと存在意義がある。

ディレクターがいなくても成り立つならディレクターはない。

同じく営業も。

つまり、その人がいないと仕事がなくなるのであれば、

その人の作業比率に関係なく、一定の取り分が発生するわけです。

ぶっちゃけ営業はいてもいなくても同じだね、と

デザイナーもお客も思えば、営業は不要になります。

でも、特に重要なことをしてるわけではないが、

あの営業さんがいないと頼みたくないなとなれば、

営業なしでは仕事が成立しなくなるので、

存在意義はあるし、取り分ももらえられるわけです。