うちの会社はデザイン部門とキャリア支援部門があって、
同僚にはキャリアコンサルタントがいます。

で、VTSを大学生および社会人へのセミナーに使えないか聞いてみたら、
似たような取り組みをやってることがわかりました。

でも、よくよく聞いてみると、似てるようでなんか違う。
正解のない答えを導き出すトレーニングという点では同じですが、
ストーリーから仮説を立てて検証していくプログラムと
VTSの決定的な違いは、どんな意見も否定しないという点でした。

例えば、同僚のプログラムの例だと、
「サザエさん一家の世帯年収を出せ」みたいなのがあるのですが、
これは実際には存在しないものを想像しながら、
仮想事実を元に仮説を立てて検証をして、
より納得性の高い答えを導き出すわけです。

でも、これだと前提を覆すようなアイデアは却下されます。
仮説に行くつくことができないので。
波平は資産家の隠し子だったとかはなしなわけです。
世帯年収に関係ない話だからです。

ところがVTSだと絵を見て感じたことを挙げるわけなので、
前提がないわけです。人の感じ方に制限はないので。
というわけで、いろんな発想を引き出すことができるし、
発言する力もつくわけです。
感想の根拠出しは仮説力になりますし、
他者の意見を傾聴する力もつきます。

なにより、絵を見ながら話すのでとっつきやすいし、
トレーニング色が薄いので継続して取り組めます。
トレーニング色というのは、やらされてる感につながるので、
プログラムが終わったら意識が切り替わって、
おしまいって感じになりがちです。

というわけで、プロのコンサルである同僚と話すことで、
VTSの強みが引き出されました。これは興味深いです。