新しいことに興味が沸かない
新しい出会いもおっくう
今の自分でいい

仕事ばかりしているうちのデザイナーが
ふとこぼした言葉です。

会社と家の往復だけの生活なら
そうなるよね、と考えるのは安直です。

妙に気になったのでちょっと調べてみると、
新しいものに拒絶感を示すのは意欲が低下してるということ。
で、意欲が低下するのは前頭葉の萎縮が関係してるらしい。

主に老人、特に男性に見られる傾向ですが、
定年後、1日の大半を占めていた仕事から解放され、
のんびり過ごしているうちに、なんだかやる気がなくなり、
新しいことに触れるのを嫌い、自分の世界にこもり出す。
その先に待っているのは認知症…。
認知症は前頭葉の萎縮が主な原因です。

さて、まだそんな年齢でもないのに、
老人と似たような傾向が見られるデザイナー。
共通点は単調な生活パターンです。
仕事過多のため仕事以外に意識を向ける余力がない。
その結果、前頭葉が萎縮し、意欲低下を促進させている。
悪い意味で相乗効果です。悪循環。

それが新しいものを生み出す職業のデザイナーだから皮肉です。
デザインもパターンに頼ってる危険性が想定できます。
新しい発想よりもこれまでのパターンに頼る。
前頭葉が萎縮していたとしたら、そうならざる得ない。

同じクリエティブ職に身を置くものとして反面教師にして、
新しいものに意識を向けていこうと自戒しました。