ツイてる、ツイてないという表現というか考え方がある。

失敗に対して自明な理由がありながらも、
気持ち的に納得できないものに、
「ツイてない」という表現は、
その痛みを緩和する効果があり有効です。

例えば、買ったばかりのモノを
不注意で傷つけてしまったり、壊してしまった時。

これが自分の不注意の結果だとわかっていても
そう簡単には気持ちは収まらない。
「俺がバカだったんだよ」とは思いたくない、
たとえ事実がそうであっても。
そんな時に、「今回はツイてなかった」とすることで
気持ちがいくぶん和らぐことがある。

これが、病気や災害など
「不可抗力で起きた(ように思える)出来事」など、
理由が自覚できないものに、
ツイてないを使うのはよろしくない。

なぜなら理由が自覚できないが故に、
ツイてないようにする、
つまり「ツク」ために何をすれば良いのかわからないから、
「これはツクよ」というものにすがるしかないからである。
例えば壺とかお札とか。
新興宗教以外でも神社のお祓いなんかもその類。

逆にラッキーなときは、
理由を追求せずに「ツイてる」と思うのが、
傲慢や過信にならずに良い。
自分だけの実力で何かを成し遂げることなんてできないのだから。

そんなことを思った。